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きゃりーぱみゅぱみゅのライブを8Kカメラで収録「本当に目の前にいる感じ」

 歌手のきゃりーぱみゅぱみゅのスペシャルライブの模様が、NHK・BSプレミアムで6月14日(後11:00〜11:50)に放送される。このライブは、NHKが中心となって開発を進めている8Kスーパーハイビジョン撮影のために、ファン500人を集めて開催したもの。きゃりーは「8Kで撮影した映像は、本当に目の前にいる感じがすごくするので、私たちのダンスもそうですけど、ドライヤーとか香水とかから出る風やミストを体感してもらいたいなと思います」と、格段に美しい映像に感嘆の声をあげている。

8Kスーパーハイビジョン撮影のために開催されたスペシャルライブの模様を6月14日、NHK・BSプレミアムでオンエア(C)NHKPHOTO by Aki Ishii

8Kスーパーハイビジョン撮影のために開催されたスペシャルライブの模様を6月14日、NHK・BSプレミアムでオンエア(C)NHKPHOTO by Aki Ishii

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 今月4日、NHK放送センター101スタジオに、パフやドレッサー、ドライヤーなど、女性がパウダールームで愛用するさまざまなアイテムで飾り付けられたステージを組み、香水瓶やパフをイメージし衣装のダンサーたちが、お出かけ前の楽しげな雰囲気を盛りたてる中、きゃりーがヒットナンバー8曲を披露。このステージは、きゃりーのデビュー時から衣装を手がけている飯島久美子氏が、今回初めてステージ演出も担当し、“少し大人っぽいきゃりーぱみゅぱみゅ”をコンセプトに、客席とステージが一体となった夢のような世界を作り上げた。

 収録には、従来のハイビジョンカメラの16倍ものデータ量で撮影できる8Kカメラを4台使用。スタジオ内を移動しながら撮影するための「ペデスタル」と呼ばれるタイヤ付きカメラ台に8Kの大型カメラを初めて設置したほか、クレーンカメラにも8Kカメラを使用して、躍動感あふれるステージを限りなくありのままに収録。撮影された映像は、国内外で実施される放送機器展などのイベントや、2016年に始まる予定のスーパーハイビジョン試験放送では8K画質で視聴可能となる。

 6月の放送では、8Kから2K(通常のハイビジョン画質)にダウンコンバートしたライブ映像に加えて、きゃりー独自の世界観を作り上げる演出スタッフの取り組みと、8K収録に挑む技術スタッフの試行錯誤の模様を含めたメイキング映像も紹介する。

関連写真

  • 8Kスーパーハイビジョン撮影のために開催されたスペシャルライブの模様を6月14日、NHK・BSプレミアムでオンエア(C)NHKPHOTO by Aki Ishii
  • 新境地で演出された大人の女性の世界に期待(C)NHK HOTO by Aki Ishii
  • NHK内のスタジオで行われたライブにはファン500人が参加(C)NHK HOTO by Aki Ishii

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