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竹内まりや、33年ぶりツアー完遂 山下達郎と“婦唱夫随”の千秋楽

 シンガー・ソングライターの竹内まりや(59)が21日、デビュー35周年にして33年ぶりとなる全国ツアー『souvenir 2014』の最終公演を東京・日本武道館で開催。バンドマスターを務めた山下達郎(61)と夫婦デュエットを披露するなど、夫唱婦随ならぬ“婦唱夫随”で6都市9公演のツアーを完遂した。

 1978年11月にデビュー、81年には休業宣言し、82年4月に山下と結婚した竹内にとって、全国ツアーは実に33年ぶりとなる挑戦。レアなコンサートとあって9公演計7万5000席のチケットは発売と同時に即完売し、この日のライブも最上段の立ち見席までぎっしり満員となった。

 来年には還暦を迎えるとあり、提案されたときは悩んだというが、決心した理由は「ただ一つ」ときっぱり。「音楽人生を支えてくださった皆さんに直接お礼をして、感謝の気持ちを伝えたかった」といい、「育ててくれた両親、温かい友人、達郎というよきパートナーに出会い、ここまで音楽を続けることができて、ただただ感謝です」と思いの丈を伝えた。

 デビュー曲「戻っておいで・私の時間」、2ndシングル「ドリーム・オブ・ユー」をはじめ、「告白」「シングル・アゲイン」「駅」「元気を出して」など往年のヒット曲のオンパレード。ロングヒット中の7年ぶりオリジナルアルバム『TRAD』(9月発売)収録曲で、デビュー同期のサザンオールスターズ・桑田佳祐、原由子夫妻とレコーディングしたことで話題となった「静かな伝説(レジェンド)」では感極まり、声を詰まらせた。

 トークでもファンを存分に楽しませた。バンドメンバーとしてツアーを回ったギタリストで女優・松たか子の夫・佐橋佳幸を紹介すると、松の第1子妊娠を祝福しつつも「うらやましいですよね。家に帰ったら松たか子が待ってるんですよ。“ありのままで”」と『アナと雪の女王』になぞらえていじり、武道館は爆笑に包まれた。

 アンコールでは「山下達郎は頑固者で、こういう広い会場では歌わないのですが、私は例外」と笑うと、2人で「LET IT BE ME」をデュエット。手を取り合って観客の声援に答えた山下は「私は正直不安でしたが、よく6ヶ所9公演、ほぼつつがなくやれました。本人の頑張りを褒めてやってください。お先に」と妻をねぎらって一足先にステージを後にし、万雷の拍手が送られた。

 「達郎には何から何までお世話になりました」と全幅の信頼を置く夫に感謝した竹内は、最後に「いのちの歌」をピアノ弾き語りで熱唱。約3時間、24曲におよぶコンサートを締めくくると「皆さん、どうかお元気で。またいつかお会いしましょう」と再会を約束していた。



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