米大リーグ・ヤンキースの田中将大投手（26）が、12月9日のニッポン放送『田中将大のオールナイトニッポンGOLD NY Special』（後10：00〜）で、初のラジオパーソナリティに挑戦することが28日、わかった。今回はパーソナリティだけではなく、自身の冠がついた番組が人生で初めてという田中投手は「なかなかできない経験なので、めちゃくちゃ緊張してます」と心境を明かしている。

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　出演のきっかけは、昨年クリスマスの24時間生放送チャリティ番組で、ゲスト出演した際に「ラジオは、話がしやすくて好きです」と話した田中投手にオファーし実現。約1年ぶりの出演となる田中投手は「今回、パーソナリティとしてのお話を頂いた時はとてもうれしかったです」と喜び「番組の感想メールは全て目を通したいと思います。どんな感想でも結構です。でもちょっと繊細なのでやわらかめのメールもお待ちしております」と茶目っけたっぷりに呼びかけている。

　このほど収録に臨んだ田中投手は、番組冒頭でタイトルコールを行うと「こんばんは、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大です。今夜はよろしくお願いします」とあいさつ。「まずはじめに皆さまに言っておかないといけません。きょうは野球の話は一切しません！」と言い放ち「きょうは違った部分でお話しをしていければと思っております」と宣言。さらに、曲についても自らが選曲し、1曲目は、自身がマウンドに上がる際の“登場曲”ももいろクローバーZの「My Dear Fellow 」でスタートした。

　番組ではそのほか、今年から新天地となったNYでの生活をはじめ、夫人でタレントの里田まいとのプライベートトーク、さらには大好きなアイドルについてなど、まさに幅広いジャンルについて“素の田中将大”として語った。最初は緊張していたものの、ラジオブースの中でもマウンドと変わらない“強心臓”ぶりを発揮し、ラジオパーソナリティとしての非凡なセンスを披露。あっという間に2時間を“完投”してみせた。