歌手で女優の大原櫻子が26日、東京・タワーレコード渋谷店でこの日発売されたソロデビュー曲「サンキュー。」の発売記念イベントを行った。あいにくの雨にもかかわらず、500人を超すファンが1階の売り場を埋め尽くすなか、全5曲を披露。『第56回日本レコード大賞』新人賞のパフォーマンスに向けての抱負も語った。

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　大原は「1時間くらい前からたくさん集まっていただいていたって聞いています。雨の中ありがとうございます！」とあいさつ。自身がヒロインを演じ、劇中バンドMUSH＆Co.名義でCDリリースもした映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の劇中歌「明日も」「ちっぽけな愛のうた」、同映画のスピンオフシングル「頑張ったっていいんじゃない」、新曲のカップリング曲「オレンジのハッピーハロウィン」を歌唱した。

　ソロ名義では初となるシングル発売日を迎え、「こうしてCDを出せるのは、皆さんのおかげ。今日が私のスタートラインだと思っています。これからもいい歌を歌って、みんなに笑顔になってもらえるように頑張ります」と宣言。「こんな雨の中来てくださった皆さん、いつも応援してくださってる皆さんに、感謝の気持ちを込めて歌います」といい、「サンキュー。」を歌って締めくくった。

　大原は今月20日、『日本レコード大賞』新人賞に選ばれたばかり。来月30日には最優秀新人賞が発表されるステージがTBS系で生放送される。「小さいころから見てる音楽番組なので、あの場で歌えることが本当にうれしいです。いっぱい練習して、皆さんに感動を届けられたらいいなと思うので、ぜひ見てくださいね」と呼びかけていた。