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バニビ、新曲はWink“幻の未発表曲” 作曲は故・井上大輔さん

 2人組アイドルユニットのバニラビーンズが、1980年代にブレイクした同じく2人組ユニット・Winkの未発表曲「有頂天ガール」を新曲として、11月11日に発売することが、わかった。同曲は、元ブルーコメッツのメンバーで、郷ひろみの「2億4千万の瞳」(84年)や、フィンガー5の「学園天国」(74年)、などの代表作を数多く生み出した作曲家、故・井上大輔さんが25年前に手がけた“幻の未発表曲”。80〜90年代バブル期のキラキラしたサウンドと、ちょっとレトロな衣装で、現在のモヤモヤした日本を元気づける応援ソングとなっている。

Wink未発表曲「有頂天ガール」をバニラビーンズが、歌唱

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 同楽曲は88年にデビューし3枚目のシングル「愛が止まらない」(88年)でブレイクしたWinkのサード・アルバム『Twin Memories』(89年)用に書き下ろされたもののだが、レコーディングまでに詞が完成しなかったことやスケジュールの問題もあり、アルバム収録には至らずお蔵入りにとなっていた。

 今回、ラジオ番組のコーナーで、ラッツ&スターの「め組のひと」を歌うこととなり、すっかり井上大輔メロディにハマってしまったメンバーのレナが、未発表曲の存在を知ったことでスタッフを通じて猛アプローチ。Winkとの“2人組アイドルユニット”という共通点にも縁を感じ、同楽曲を管理していた会社に許諾をもらって、未だ歌詞のついていなかった楽曲に新たに詞とタイトルをつけて発売するに至った。

 さらに、カップリング曲としてベートーヴェンの「エリーゼのために」を井上さんがオールディーズ風にアレンジし、カネボウ化粧品のCM曲として大ヒットしたザ・ヴィーナスの『キッスは目にして!』(81年)のカバーを収録する。バニビは「井上大輔さんの楽曲を私たちバニラビーンズのオリジナル曲として歌わせていただけることに感謝しながら、今回の楽曲のテーマとなっている応援歌が一人でも多くの人の背中を押す楽曲になれば」と想いを込めた。

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