歌手・華原朋美（40）が5日、東京・NHKホールで約9年ぶりの全国ツアー（14ヶ所15公演）の東京公演を行い、観客3500人を酔わせた。

【写真】その他の写真を見る

　台風18号が接近し、大雨が降る中で行われた同公演で、カバーアルバム第2弾『MEMORIES2 -Kahara All Time Covers-』（1日発売）収録曲の「難破船」「雪の華」をしっとり歌い上げたほか、「LOVE IS ALL MUSIC」など自身の往年のヒット曲も披露。ツアー12公演目にして初めて、名曲「見上げてごらん夜の星を」を音楽プロデューサー・武部聡志氏のピアノ演奏とともに熱唱し、万雷の拍手を浴びた。

　公演後、囲み取材に応じた華原は、前日の東京公演初日、かつて交際していた音楽プロデューサーの小室哲哉から「お花をいただいて感動した」と告白。花に向かって何度も「ありがとうございます」と拝んだことを明かしたが「本番前によく見たら、唐辛子がいっぱい刺さってて、ちょっと“からいな”と思った」と苦笑い。「いろんなことがありましたけど、小室さんがいなかったら私は華原朋美になれなかった」としみじみ振り返った。

　華原はこの日、自身と元AKB48の女優・畑山亜梨紗（23）との両天秤疑惑が取りざたされた明治天皇の玄孫・竹田恒泰氏（38）を招待していたが、結局姿は見せずじまい。「講演会があって行けないので、楽屋にお花を送らせていただきますね」と伝えられたといい、「どんなお花が届くのかなと待っていたら、届かなかったんですよ！」と熱弁。「（公演が）始まっても終わっても届いていないと言われて。“愛おしい詐欺”から本当の詐欺になりました」とバッサリ斬ると、「これに懲りず、前向きに頑張っていきたい」と明るく締めくくった。