ディズニー・アニメ映画の新作『ベイマックス』（12月20日公開）の予告編が5日から劇場で公開され、話題を呼んでいる。同作は、米サンフランシスコと東京を融合して作られた架空都市「サンフランソウキョウ」を舞台にするなど、日本的な要素が取り入れられていることでも注目されているが、“日本の鈴”にインスパイアされたつぶらな瞳を持つキャラクター・ベイマックスの人気も上々のようだ。

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　世界に類を見ないほどキャラクター好きの日本人に愛されるにはまず、「かわいい」ことが必須。劇場で予告編を観た人にベイマックスの印象を聞くと、「ぷよぷよしていてカワイイ」（16歳／女性）、「白くて大きなキャラクターがかわいくて、不思議で、どんなストーリーになるか楽しみ」（19歳／女性）といった声が多数寄せられた。「癒される」かどうかもポイントだが、そもそもベイマックスは傷ついた人の心とカラダを守るために作られたケア・ロボット。日本で流行るキャラクターの条件は概ねクリアできそうだ。

　予告編は、最愛の兄を亡くし、ひとりぼっちになってしまった少年ヒロと、ベイマックスの出会いから始まる。心を閉ざし、悲しげな表情のヒロが、兄の形見でもあるベイマックスとの触れあいによって笑顔を見せるようになり、兄タダシの思いを知る。物語を断片的につないだ短い予告編ながら、ベイマックスの魅力を十分感じられるものになっている。

　「おとぼけなキャラが面白そう」（37歳／女性）、「サンフランソウキョウの街と感動しそうなストーリーが楽しみ」（48歳／男性）、「ストーリーが面白そう。ベイマックスが作られた理由が気になる」（31歳／男性）など、キャラクターを通して、ストーリーへの関心も高まっているようだ。

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