世界で最も有名なプロレスラー“超人”ハルク・ホーガン（60）が11日、東京・両国国技館で行われた米WWEの日本ツアー『WW Live』2日目公演に特別ゲストとして登場、1万2139人のWWEユニバース（ファン）がレジェンドの姿に酔いしれた。

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　メインイベント前、ホーガンと同じくWWE殿堂入りを果たしているマネージャーのジミー・ハートが拡声器を持って登場。ホーガンの功績を称えるVTRが流れたあと、「イチバーン！」と人差し指を突き上げたホーガンが姿をみせるや会場の空気が一変した。

　テーマ曲「リアルアメリカン」をバックにリングインしたホーガンは、アントニオ猪木、藤波辰爾、長州力、アンドレ・ザ・ジャイアント、スタン・ハンセン、タイガー・ジェット・シンらかつて自身が戦ってきたライバルたちの名前を上げ「今のWWEにはジョン・シナら素晴らしい選手がいるんだ」とアピールした。

　何度も日本への感謝を口にし、四方に向け耳に手を当てるポーズから最後はTシャツを引き裂くパフォーマンスをみせ、ハルカマニア（ホーガンファン）も「サンキュー、ホーガン」の大コールで応えていた。

　ホーガンの来日は愛娘ブルック・ホーガン（25）の音楽デビュープロモーションに帯同した2007年5月以来、7年ぶり。日本でリングに上がるのは、2003年10月の新日本プロレス・東京ドーム大会で蝶野正洋にアックス・ボンバーを見舞って以来11年ぶりとなった。

7・12　WWE Live＠両国国技館　結果

【第1試合】
○ドルフ・ジグラー ＆ ロブ・ヴァン・ダム vs. ワイアットファミリー（×ルーク・ハーパー ＆ エリック・ローワン）
［12'04” 片エビ固め（ブロディボムを切り返し丸め込み）］

【第2試合】
×ザ・ミズ vs. ○ビッグE
［11'31” アバランシュホールド→片エビ固め］

【第3試合】＜NXT王座戦＞
×サミ・ゼイン vs. ○エイドリアン・ネヴィル（※王座防衛）
［11'01” レッドアロー→片エビ固め］

【第4試合】
×アリシア・フォックス vs. ○ペイジ
［2'16” PTO］

【第5試合】
×セス・ロリンズ vs. ディーン・アンブローズ
［17'43” 反則（ブリーフケース使用による殴打）］

【第6試合】
○セザーロ with ポール・ヘイマン vs. ×コフィ・キングストン
［12'28” ニュートラライザー→片エビ固め］

●第6試合終了後
ジミー・ハート＆ハルク・ホーガン登場

【第7試合】
×ブレイ・ワイアット with ワイアット・ファミリー ＆ ×ケイン
vs. ○ロマン・レインズ ＆ ○ジョン・シナ
［12'55” Wフォール］
※シナ　→　ワイアット／アティテュード・アジャストメント→片エビ固め
※レインズ　→　ケイン／スピアー→片エビ固め