AKB48が2日、本拠地・AKB48劇場(東京・秋葉原)の公演を再開した。先月25日の握手会襲撃事件を受け、翌26日から休館していた同劇場には、空港と同じレベル設定のゲート式金属探知機が2台導入されたほか、警備・会場整理スタッフを8人から17人に倍増。警視庁の腕章をした警察官も立ち会うなど、厳戒体制が敷かれた。 通常であれば10分程度という観客の入場が30分ほどかかり、事件後初の公演は15分遅れでスタート。冒頭、ステージ上で横一列に整列したチームAメンバーを代表し、キャプテンの高橋みなみ(23)は「皆さんには大変ご心配をおかけしました。花道が使えなかったり、金属探知機の導入、目の前にある最前列の柵、皆さんには我慢していただかなければならないことがたくさんありますが、今日この場所から再スタートさせていただきます」とあいさつし、協力を呼びかけた。
2014/06/03