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アモウミコ、インドネシア最大級のフェスに凱旋出演!

 歌手のアモウ ミコが、24日・25日の2日間に渡ってインドネシア・ジャカルタで開催されたイベント『ENNICHISAI 2014』に出演。アモウは、日本で生まれ育ち、インドネシア人の両親を持つ。毎年20万人以上を動員する『ENNICHISAI』は、在留邦人によるイベントとしては世界最大で、インドネシアでも最大級のイベントに凱旋出演し、約2万人の観客を魅了した。

アモウ ミコ

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 アモウは、今年2月に現地のテレビ番組で歌唱したことから注目度が急上昇。在留邦人スタッフの目に留まりイベント出演のチャンスを掴んだ。この日は、ステージ後方に設置された巨大なスクリーンが開くと、モノトーンの洋服にゴールドのアクセサリーとティアラ姿のアモウが登場。ミニアルバム『MiCopedia(ミコペディア)』(4月23日発売)に収録の「CHAOS」で魅せたキレのある抜群のダンス、J-POPとEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)が融合したハイブリットなサウンドに、会場のボルテージは一気にヒートアップ。「みなさんはじめましてアモウ ミコです!今日は一緒に盛り上がって、みんなでハッピーになりましょう!」とインドネシア語であいさつし、観客との距離を縮めていった。

 順調にライブは進んでいくかと思いきや、2曲目「Lucky Me」のイントロが鳴った瞬間、コーランの時間と重なり、一時中断。イスラム教徒が多いインドネシアならではの雰囲気も加味されながら、気温30度という灼熱のなか、現地の若者たちに存在をアピール。ラストは、30年前にインドネシアで大ヒットした五輪真弓のバラード曲「心の友」をカバーし、観客も日本語で大合唱。ロックアレンジのサウンドに、日本語とインドネシア語のミックスというスタイルで披露されたカバーは、観客の心に大きな印象を残し、凱旋ステージの幕を下ろした。

 アモウは「みんな日本を本当に愛してくれていると感じました。観客の皆さんの笑顔を見て、私もさらに笑顔になって、緊張することなくライブを心から楽しむことができました」と大舞台を楽しみ、「今後も日本とインドネシアとの活動を並行させながら、両国の架け橋になれたらと思います」と意気込んだ。また、インドネシアでも、日本のアニメ文化は定着しており、ライブのほかにコスプレ大会の審査員を務めるなど、多方面で活躍。イベント出演後には、6年ぶりに父親と再会。初めて彼女が歌っている姿を目の当たりにしたという父親から「誇りに思うよ」と告げられ、思わず涙ぐむピュアな一面も見せた。

 今年4月23日に、ミニアルバム『MiCopedia(ミコペディア)』でデビューしたアモウ ミコは、日本語、インドネシア語、英語、スペイン語の4ヶ国語を操る。アーティスト名は、“愛=Amour(アモール)”に由来し、アジアを愛しハッピーにする意志が込められている。

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