歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが現地時間13日（日本時間14日）、米シアトルで2度目ワールドツアー『NANDA COLLECTION WORLD TOUR 2014』（11ヶ国・地域で全16公演）をスタートさせた。

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　雨天が多いと言われるシアトルだが、この日は天気にも恵まれ、チケットは完売。ライブハウスの前に朝から並んでいたという熱狂的なファンの中には、原宿系ファッションに身を包む現地のアメリカ人や日本から足を運んだ日本のファンの姿もあり、約1500人が初のシアトル公演を心待ちにしていた。

　開演前、自身のツイッターで「とにかく海外が苦手でワールドツアーなんて不安とプレッシャーでいっぱいだよ。。。」と弱音をこぼしつつ「でも、楽しみに待ってくれてる外国のファンの方のために頑張るしかない！」と自らを奮い立たせたきゃりー。ダンサー4人を引き連れ、ぬいぐるみをあしらった衣装で登場した瞬間、悲鳴のような声援があがった。

　「Hello！　I’m Kyary Pamyu Pamyu！　こんにちは！　きゃりーぱみゅぱみゅです！　きょうはたくさん曲を歌いますよー！」と英語と日本語での簡単な自己紹介の後、「インベーダーインベーダー」「にんじゃりばんばん」「ふりそでーしょん」といったシングル曲を次々と披露。途中のMCでは、事前に練習した「I’m back for my second World Tour！ 11 cities, 16 shows！ This is my first time in Seattle！」と英語でのMCを披露し、会場を盛り上げた。

　さらに「brand new songを歌います。卒業がテーマになった曲です」と紹介し、新曲「ゆめのはじまりんりん」（26日発売）を海外披露。ミュージックビデオ公開前にもかかわらず、観客は「goodbye teacher my friends！」と簡単な英語のサビを大合唱。その後、『PONPONPON」「つけまつける」「ファッションモンスター」など海外でも人気楽曲を披露し、初日は大成功で幕を閉じた。15日にサンフランシスコ、16日にはロサンゼルス公演が行われる。