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神田沙也加、ピエール瀧、ディズニー声優初挑戦 『アナと雪の女王』

 女優の神田沙也加が、ディズニーの長編アニメーション『アナと雪の女王』(3月14日公開)の日本語吹き替え版で、主人公の姉妹の妹・アナ役を担当することが22日、わかった。同時に、アナの旅の仲間で、夏に憧れる雪だるまのオラフ役をピエール瀧が演じることも明らかになった。神田、ピエールともにディズニー映画の声優は初挑戦で、劇中曲も実際に歌って演じる。

ディズニー長編アニメーション『アナと雪の女王』日本語吹き替え版でアナ役を演じる神田沙也加(左)、雪だるまのオラフ役のピエール瀧(右)

ディズニー長編アニメーション『アナと雪の女王』日本語吹き替え版でアナ役を演じる神田沙也加(左)、雪だるまのオラフ役のピエール瀧(右)

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 全世界での興行収入7億6300万ドル(約799億円、1月20日現在)を超える大ヒットを飛ばし、本国アメリカを中心に映画賞を総ナメにしている同作は、運命に引き裂かれた姉妹を主人公に、凍った世界を救う“真実の愛”を描いた感動のドラマティック・ミュージカル。

 アナの姉で触れるものを凍らせてしまう“禁断の力”を持つ雪の女王、エルサの吹き替えは女優の松たか子が担当。姉エルサと王国を救うため、危険をかえりみず旅に出るアナを演じる神田は「自分が日本語版のオリジナルであるという自覚を持って演じました」と、『レ・ミゼラブル』をはじめ数多くミュージカルに出演し、舞台を中心に女優としてのキャリアを積んできたプライドをのぞかせた。

 劇中曲への挑戦については、「ものすごく楽しかったです。昔からディズニーの音楽には、1回聴いただけなのに帰る時には口ずさんでしまう…というマジックがあると思っていました。今回の曲も1回聴いただけで耳に残る音楽で、歌わせていただけることがとてもうれしかったです」と喜びを噛みしめていた。ミュージカルの醍醐味である掛け合いのシーンで披露される松との“姉妹”デュエット曲にも期待が高まる。

 昨年は、『凶悪』『くじけないで』『そして父になる』の映画3作品や『あまちゃん』(NHK)の板前役など、俳優としての活躍が目立ったピエールだが、電気グルーヴとして20年以上、音楽活動も続けている本領を発揮するべく、「ディズニーさんの気が変わらないうちに早く、『やろう!』と返事をしようと思った」とオファーを快諾。離ればなれになった姉妹をつなぐ物語の重要な存在となる“雪だるま”を熱演する。

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  • ディズニー長編アニメーション『アナと雪の女王』日本語吹き替え版でアナ役を演じる神田沙也加(左)、雪だるまのオラフ役のピエール瀧(右)
  • 『アナと雪の女王』アナとオラフがいる場面カット(C)2014Disney. All Rights Reserved.

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