日本文学振興会は20日、第150回芥川賞・直木賞(平成25年度下半期)の候補作を発表した。受賞作を決める選考会は来年1月16日に、今回も東京・築地「新喜楽」で行われる。
芥川龍之介賞候補には、前回(第149回)『想像ラジオ』で初ノミネートしたタレント・いとうせいこう氏が『鼻に挟み撃ち』で連続選出されたほか、専業主婦の岩城けい氏の『さよなら、オレンジ』、3度目の選出となる山下澄人氏の『コルバトントリ』など全5作が選ばれた。
直木三十五賞候補には、5度目のノミネートとなった姫野カオルコ氏の『昭和の犬』をはじめ、初選出となった柚木麻子氏の『伊藤くんAtoE』、“ニート忍者”を描いた万城目学氏の『とっぴんぱらりの風太郎』など、幅広いジャンルから全6作が候補に挙がった。
芥川賞・直木賞は昭和10年に制定。芥川賞は新聞・雑誌に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌、単行本で発表された短篇および長編の大衆文学作品を対象に優秀作を選定する。
第149回(平成25年度上半期・7月18日発表)は、芥川賞が藤野可織氏の『爪と目』、直木賞を桜木紫乃氏の『ホテルローヤル』 が受賞している。
候補作品は以下のとおり。
■第150回芥川龍之介賞 候補作品
いとうせいこう『鼻に挟み撃ち』すばる12月号
岩城けい『さようなら、オレンジ』太宰治賞2013
小山田浩子『穴』新潮9月号
松波太郎『LIFE』群像7月号
山下澄人『コルバトントリ』文學界10月号
■第150回直木三十五賞 候補作品
朝井まかて『恋歌』講談社
伊東潤『王になろうとした男』文藝春秋
千早茜『あとかた』新潮社
姫野カオルコ『昭和の犬』幻冬舎
万城目学『とっぴんぱらりの風太郎』文藝春秋
柚木麻子『伊藤くんAtoE』幻冬舎
芥川龍之介賞候補には、前回(第149回)『想像ラジオ』で初ノミネートしたタレント・いとうせいこう氏が『鼻に挟み撃ち』で連続選出されたほか、専業主婦の岩城けい氏の『さよなら、オレンジ』、3度目の選出となる山下澄人氏の『コルバトントリ』など全5作が選ばれた。
直木三十五賞候補には、5度目のノミネートとなった姫野カオルコ氏の『昭和の犬』をはじめ、初選出となった柚木麻子氏の『伊藤くんAtoE』、“ニート忍者”を描いた万城目学氏の『とっぴんぱらりの風太郎』など、幅広いジャンルから全6作が候補に挙がった。
芥川賞・直木賞は昭和10年に制定。芥川賞は新聞・雑誌に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌、単行本で発表された短篇および長編の大衆文学作品を対象に優秀作を選定する。
第149回(平成25年度上半期・7月18日発表)は、芥川賞が藤野可織氏の『爪と目』、直木賞を桜木紫乃氏の『ホテルローヤル』 が受賞している。
候補作品は以下のとおり。
■第150回芥川龍之介賞 候補作品
いとうせいこう『鼻に挟み撃ち』すばる12月号
岩城けい『さようなら、オレンジ』太宰治賞2013
小山田浩子『穴』新潮9月号
松波太郎『LIFE』群像7月号
山下澄人『コルバトントリ』文學界10月号
■第150回直木三十五賞 候補作品
朝井まかて『恋歌』講談社
伊東潤『王になろうとした男』文藝春秋
千早茜『あとかた』新潮社
姫野カオルコ『昭和の犬』幻冬舎
万城目学『とっぴんぱらりの風太郎』文藝春秋
柚木麻子『伊藤くんAtoE』幻冬舎
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2013/12/20