L’Arc〜en〜CielのボーカルHYDEとOblivion DustのギターK.A.Zからなる人気ロックユニット・VAMPSが、4日に米・ロサンゼルス、8日にニューヨーク公演を行い、それぞれ1000人の観客を熱狂させた。

　ロサンゼルスのハウス・オブ・ブルース、ニューヨークのローズランド・ボールルームともに、名だたるアーティストがパフォーマンスしてきた音楽ファンにはなじみ深い会場。時にラウドでヘヴィ、時にメロディアスなサウンドに、現地のファンやメディアは「この手の音楽はマッチョなイメージが一般だが、彼らは美しくも力強い。VAMPSにしかできないすばらしいライブだ！」と口をそろえた。

　ローズランド〜は来年3月に長い歴史を閉じることが発表されており、千秋楽をレディー・ガガが務めることでも話題になったばかり。2公演ともに米ヘヴィメタルバンド・スリップノットのDJ STARSCREAMことシド・ウィルソンがサポートメンバーとしてDJプレイし、盛り上げた。

　この2公演をもって、欧米6都市を回ったワールドツアー『VAMPS WORLD TOUR 2013』を締めくくった。帰国したVAMPSは、22日に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われる『MUSIC FOR ALL，ALL FOR ONE』、27日にテレビ朝日系『ミュージックステーション　スーパーライブ2013』に出演する。