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スガ シカオ、20周年への決意「頂点目指す」

 シンガー・ソングライターのスガ シカオが、ライブツアー『やるしかねーだろ!? 2013』の東京公演2日目を9月28日、Zepp DiverCity(TOKYO)で行った。この日、当日券を含めチケットは即完売。最新曲「赤い実」(iTunes限定配信)や「午後のパレード」など、新旧を織り交ぜた全23曲の“魂のパフォーマンス”を披露した。MCでは「20周年に向けて頂点を目指していくぜ!」と意気込みも語り、満員御礼の会場は興奮の坩堝と化した。

20周年へ向けての思いを語ったスガ シカオ(撮影:新家敏之・杉田 真)

20周年へ向けての思いを語ったスガ シカオ(撮影:新家敏之・杉田 真)

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 「いくぞ、東京〜!」と客席を指さし、1曲目はアップチューン「ぼくは 浮かない」からスタート。「今年1本だけのツアーなので、いろいろなことをやってみようと思って……」と、ツアータイトル通り意欲的なライブであることを明かしたスガは、初期作の「ドキドキしちゃう」から、独立後に発表した「Re:you」や「Festival」、約2年ぶりのシングル「アイタイ」まで、バラエティに富んだセットリストで惹きつけていく。

 中盤は「今日は嫌なこととか、辛いこととかファンクで洗い流してくれ!」と、彼のルーツであるファンク音楽のコーナーへ。パワフルなホーン隊も加わり、会場はもちろんスガ自身も「やべぇ!めちゃめちゃ楽しいぜ!」とヒートアップ。そして、最新曲「赤い実」では、赤とピンクのライトに照らされながら、香り立つような歌声とギターソロを披露し客席を魅了した。

 曲中には「俺は音楽に正直にいきたいと思ってる、俺は俺になりたいんだ!」と飾り気のない気持ちもシャウトし、「20周年に向けて今まで見たことない景色を見たいと思ってる。みんなの力をこれからも貸してください」との情熱的なメッセージには、客席から歓声が沸き起こった。

 この日の模様は、11月17日(日 午後7時〜)にWOWOWで放送される。ツアーは今後、富山、宮城を回り、10月11日に香川・高松MONSTERでファイナルを迎える。

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  • 20周年へ向けての思いを語ったスガ シカオ(撮影:新家敏之・杉田 真)
  • 白熱したライブの模様(撮影:新家敏之・杉田 真)

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