“コント芸日本一”を決める『キングオブコント2013』の決勝進出者が30日、東京・赤坂BLITZで発表された。ファイナリストに選ばれたのは、アルコ＆ピース、うしろシティ、鬼ヶ島、かもめんたる、さらば青春の光、ジグザグジギー、TKO、天竺鼠の8組。2988組の頂点を目指し、9月23日にTBS系列で生放送される決勝戦で熱い火花を散らす。

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　今年で6回目の開催となる同大会は、プロ・アマ不問、芸歴制限なしで「とにかくおもしろいコント芸」を決定。過去にはバッファロー吾郎、東京03、キングオブコメディ、ロバート、昨年は決勝初進出だったバイきんぐが王者の称号を手にしている。

　今年3月末に松竹芸能を退社し、フリーになっていたさらば青春の光は、二人揃って「ありがとうございます！　僕ら本当にいろいろあったんです」と振り返り、喜びを噛み締めた。

　また、鬼ヶ島のおおかわらが「僕らもいろいろあったんです！」と切り出すと、司会のあべこうじは「どっかに何か書いてあるわけじゃないんだけれど、いろいろあったんだよね」と意味深コメント。登壇者で“いろいろ”を知る芸人仲間からは拍手でエールが送られていた。

　決勝戦のルールは昨年同様それぞれ2つのネタの合計点を競い合い、審査はセミファイナリスト50組100名による無記名採点方式。優勝賞金1000万円をかけた激しいバトルが展開される。司会は6大会連続でダウンタウンが務め、決勝当日の出番抽選は、9月7日放送の同局系『王様のブランチ』生放送内で行う。

　今大会には、歌手のあいざき進也と元ずうとるびの江藤博利によるコンビ・あいざき君と江藤くんや、東京タワーのマスコットキャラクターであるノッポン兄弟のユニット・ノッポンズなども参戦し話題を集めていたが、ともに1回戦で敗退している。