女優・真木よう子が、7年ぶりに単独主演を務めた映画『さよなら渓谷』(大森立嗣監督・6月22日公開)のエンディング曲「幸先坂(さいさきざか)」を歌うことがわかった。2011年にTOKYO No.1 SOUL SETの20周年記念アルバムで往年のヒット曲をカバーした経験はあるものの、本人名義での本格的な歌手活動は初。詞曲は親交の深いシンガー・ソングライター、椎名林檎が手がけた。
エンドロールまで映画の世界観を残したいというプロデューサーの打診を受けた真木は「歌手ではない私が歌うなら、信頼できる方とご一緒したい」という思いから、5〜6年前に知り合い、頻繁にメールをやりとりしていた椎名を指名。このオファーに快諾した椎名が、映画を鑑賞してから詞曲を書き下ろし。レコーディングにも立ち会った。
「歌う」ということには「正直抵抗感がありました」と真木。「私だけではなくスタッフや共演者の方々も、みんなが本当にひとつの作品をよくしようと一丸となった大切な作品だったし、最後の最後で歌手でもない私が歌うことのプレッシャーが大きくて、責任感や不安がありました」と主役の葛藤を吐露しながらも、最後には「歌うと決めたからには頑張ろう、それだけでした」と前向きに臨んだ。
昔から椎名さんの曲をたくさん聴いてきたという真木は「既存曲の中だったら『落日』という曲があってるんじゃないかなっていうことを思ってたのですが、実際出来上がってきた歌は想像をはるかに超えてきたというか、この作品にぴったりの曲を上げてきてくださったので、椎名さんの才能に改めて驚きました」と感嘆。「技術的なことはできないけれど、映画を観終えたお客さんが、まるで(主人公の)かなこが歌っているかのように感じていただければ」との思いを込めた。
椎名は「この映画には、一貫して、作為とは無縁の大自然が横たわっていたのです。だからこちらから提供する素材も、決して調理しないよう気を付けました」と説明。「真木よう子氏も、同じ考えをもって声を出していたのではないでしょうか。始めから終わりまで、圧巻の名演でした。銘作の完成、本当におめでとうございます」と称賛した。
真木は今後の歌手活動について「こんな歌唱力で歌わせていただけるんでしたら…」と謙そんしている。
エンドロールまで映画の世界観を残したいというプロデューサーの打診を受けた真木は「歌手ではない私が歌うなら、信頼できる方とご一緒したい」という思いから、5〜6年前に知り合い、頻繁にメールをやりとりしていた椎名を指名。このオファーに快諾した椎名が、映画を鑑賞してから詞曲を書き下ろし。レコーディングにも立ち会った。
「歌う」ということには「正直抵抗感がありました」と真木。「私だけではなくスタッフや共演者の方々も、みんなが本当にひとつの作品をよくしようと一丸となった大切な作品だったし、最後の最後で歌手でもない私が歌うことのプレッシャーが大きくて、責任感や不安がありました」と主役の葛藤を吐露しながらも、最後には「歌うと決めたからには頑張ろう、それだけでした」と前向きに臨んだ。
昔から椎名さんの曲をたくさん聴いてきたという真木は「既存曲の中だったら『落日』という曲があってるんじゃないかなっていうことを思ってたのですが、実際出来上がってきた歌は想像をはるかに超えてきたというか、この作品にぴったりの曲を上げてきてくださったので、椎名さんの才能に改めて驚きました」と感嘆。「技術的なことはできないけれど、映画を観終えたお客さんが、まるで(主人公の)かなこが歌っているかのように感じていただければ」との思いを込めた。
椎名は「この映画には、一貫して、作為とは無縁の大自然が横たわっていたのです。だからこちらから提供する素材も、決して調理しないよう気を付けました」と説明。「真木よう子氏も、同じ考えをもって声を出していたのではないでしょうか。始めから終わりまで、圧巻の名演でした。銘作の完成、本当におめでとうございます」と称賛した。
真木は今後の歌手活動について「こんな歌唱力で歌わせていただけるんでしたら…」と謙そんしている。
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2013/03/13