歌手・西川貴教のソロプロジェクト、T.M.Revolutionが24日、自身の男子限定ライブ10周年と全日本プロレス創立40周年のコラボイベント『T.M.R. LIVE REVOLUTION ’12 -Strikes Back X-』を横浜文化体育館で開催。5000人の男子を熱狂させた。

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　西川は2002年に男性ソロ歌手初の男子限定ライブを成功させて以来、毎年12月に開催し続け、今年で10周年。男子（＝野郎）が燃えるエンターテインメントを追求した西川が全日本プロレスの武藤敬司に共同プロデュースを呼びかけ、音楽とプロレスを融合させた異色の“タッグイベント”が実現した。

　異様な熱気が渦巻くなか、前半はプロレス3試合を実施。3試合目には、西川公認のマスクマンを決める「マスクド・レボリューション争奪バトルロイヤル」が開催されるなどコラボ感満載。

　後半のT.M.R.のライブでも、花道から華麗にリングインした西川がクリスマスイブにふさわしく「Burnin’ X’mas」を歌い始めようとした瞬間、ヒールKENSO、芸人・バッファロー吾郎Aら全日反逆軍が登場。たびたびのピンチに陥るも、バッファロー吾郎Aにドラゴンスクリューを見舞い、KENSOには武藤直伝の必殺技、その名も「シャイニングレボリューション」を炸裂。最後は武藤が本家シャイニングウィザードを決めて3カウントを奪取した。

　中断していたライブ再開後、西川が「蒼い霹靂」「LEVEL4」「魔弾」など必殺のキラーチューンをたたみかけるように披露すると、興奮状態のファンはさらにヒートアップ。「アニキ〜！」という野太い声援が飛び交うなか9曲を歌い終わると、西川の「T.M.R.」、武藤の「プロレスLOVE」というかけ声に合わせ、会場全体で武藤おなじみのアクションを決め、聖なる夜に男たちの絶叫が響き渡った。