来年4月2日に新開場する歌舞伎座(東京・銀座)の「カウントダウン時計」点灯式が21日、都内で行われた。この日は、今から123年前の1889年に第一期歌舞伎座が誕生した記念日。2010年4月30日まで使用された、第四期歌舞伎座の閉場カウントダウン時計が装いを新たに、あと132日後の新たな歌舞伎座の誕生に向け、時を刻み始めた。 第一期の天井は、当時日本で最初の試みであった100本の檜材を傘状に組み立て、話題となった。その後1911年に第二期、1924年に第三期、戦後間もない1950年に第四期が開場したが、老朽化などの理由から2010年に閉場していた。
2012/11/21