落語家・初代林家三平さん(享年54)の三十三回忌法要が20日、都内ホテルで営まれ、長男の九代林家正蔵、次男の二代林家三平らがあいさつした。三平は「今でも父は大きい。昭和の怪物でしたから。その背中に一歩でも近づけるように頑張りたい」と語り、正蔵は「落語を精進して芸道に励んでいきます」と気を引きしめた。 初代三平さんの法要には落語界、芸能界から関係者含めて約850人が参列。正蔵は「にぎやかだったところが好きだった父なので、天国で喜んでると思う」と深々とお辞儀をして感謝。父の遺影を背に「きょうは父の姿がもっと大きく見えた。とても乗り越えることができないかもしれません。ですが、一歩でも近づけるように精進していきます」と誓った。
2012/09/20