女優・鈴木保奈美（46）の14年ぶり民放ドラマ主演作となる、TBS・MBS系スペシャルドラマ『リセット〜本当の幸せの見つけ方〜』。昨年のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』で女優復帰を果たしたが、現代劇は復帰後初めて。「かなり等身大で実年齢に近い役。話を聞いたときはものすごく緊張しましたが、撮影では『緊張せずに自由になろう』ということを自分に課していました」という。

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　同作は、40代の同級生3人が頭の中はそのままに28年前にタイムスリップし、17歳の女子高校生に戻って人生のリセットを試みる物語。女優願望を持ちながら、退屈な毎日をおくる専業主婦・知子役を演じる鈴木は、本作で女優・高島礼子（48）、坂井真紀（42）と初共演。「同級生で仲の良い雰囲気を出さなきゃいけなかったし、撮影期間が短かったので、瞬発力を出して頑張りました」と振り返った。

　独身キャリアウーマン・薫役の高島は「どこまで自分がやるんだろうと思った。『私、セーラー服着るのかな？』とか、そっちの方に気を取られて」と笑いとばし、「もし人生やり直せたら？」という質問には「ないんです。それなりにいまが幸せな気がして」とキッパリ。水商売で働くフリーター・晴美役の坂井は「最近幸薄い役が続いていて。今回も幸薄いな、と思って現場に入ったら、やっぱり幸薄かったです」と自虐交じりに苦笑していた。

　3人の女子高生時代は志田未来（19）、桜庭ななみ（19）、山谷花純（15）が演じる。ドラマ『リセット〜本当の幸せの見つけ方〜』は9月30日（日）午後9時より放送。