女優の紺野美沙子が先ごろ、遺児救済に貢献する「あしなが育英会」と共催で、東北応援公演『さがりばな』を宮城県・名取市、岩手県陸前高田市で行った。昨年、未曾有の被害をもたらした東日本大震災からもうすぐ1年、未だ傷跡癒えぬ被災地の住民たちに「次世代への命のつながり」をテーマとした朗読会で“ぬくもり”を届けた。 紺野といえば女優のみならず、1998年にUNDP親善大使に就任し、国際協力の分野でも積極的に活動している。2010年には『紺野美沙子の朗読座』を主宰、朗読と音楽・映像・影絵など、さまざまなジャンルのアートを組み合わせたパフォーマンスをボランティアで行っている。
2012/03/03