──今年の『MTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)』で3部門を同時受賞しましたが。
【ブリトニー】 VMAに出るのは、いつでもすごくエキサイティングなこと。それはもう楽しい授賞式だから。最高にクールで刺激的な賞ね。いつも最後はみんな大盛り上がり。とっても楽しかったわ。でも期待は全然してなかったの。これまで受賞したこともないし、今回も獲れるなんて思いもしなかった。だから、いっぺんに3つも受賞できて本当に驚いたわ。
──最新アルバム『サーカス』は、どういうコンセプトなんですか?
【ブリトニー】 サーカスはいつでもハラハラドキドキでしょ?次に何が起きるか知りたくてたまらない、退屈なんて全然しない。楽しくて楽しくて、目の前で起きてることに呑み込まれてしまう。何も見逃したくない、目が離せない。私のショーに来る人たちに、そんな気持ちを味わってもらいたいの。
──楽曲「サーカス」とアルバムのテーマについて。
【ブリトニー】 アルバムのメインタイトルで、ものすごく気に入ってる曲が「サーカス」。だから全体のテーマもそうしたかったの。これはエンターテイナーとしての私自身を歌った曲。私が何をし、ショーで何を魅せるか、それって基本的にサーカスみたいなものでしょ?コスチュームや遊び、演劇的な要素を持ち込んで、見る人を圧倒するの。あらゆるものがステージ上で物語を伝え、オーディエンスに“もっと見たい”と思わせる。ショーのステージに象は登場しないけど、そこにはある種サーカスと同じフィーリングがあるの。言いたいのはそういうこと。
──では、『サーカス』と前作『ブラックアウト』の違いは?
【ブリトニー】 『サーカス』は『ブラックアウト』よりもライトな作品。前作の曲を作ってた頃は、本当につらい時期で、多くの作品にそれが反映してたわ。でもそれはそれで意義あること。あのアルバムではツアーもしなかったし。だから、次のツアーには前作からも何曲か持って行かなきゃと思っているの。まるで新作みたいにワクワクするわ。とはいえ、この2作はまったく違った雰囲気の作品。今回の新作は『ブラックアウト』よりポップでライトな感じね。『ブラックアウト』は、もう少しダークで攻撃的でアーバンな作品。
──『サーカス』のレコーディングはどうでした?
【ブリトニー】 レコーディングのプロセスは最高だったわ。たくさんの曲が書けたし、最初から制作に参加してすごく楽しかったし。これまでのアルバムで組んできた多くのポップ・プロデューサーたちと実験的な試みもできたわ。思い切って昔に戻ってみたの。とても面白かったわ。
──ニューシングル「ウーマナイザー」はどんな曲ですが?
【ブリトニー】 基本的には、いろんな女に手を出さなきゃいられない男のことを歌った曲。つまり、ただの女たらしね。完璧なろくでなし。要領よく立ち回ってうまくやってるの。この曲のビデオで、私はいろんな女の子を演じてるんだけど、“すべてのキャラクターを演じるのはただひとりの女の子”って設定なの。最初から最後まで、男は相手がひとりだってことに気づかないのよ。クールな曲ね。とても気に入ってるわ。女の子たちに勇気を与えられる作品だと思うから。自分のために立ち上がること、男相手だってひるむ必要はないってことを知ってほしいの。彼女たちの立ち居地を示す曲ね。
──「ウーマナイザー」のミュージックビデオのコンセプトを思いついたのは誰ですか?
【ブリトニー】 私。いろんなキャラクターを演じたかったの。変幻自在になれるビデオは大好き。だから何でもやってみたいと思ったの。それに(ディレクターの)ジョゼフも大好き。これまでにもお気に入りのビデオ作品を何本も手がけてくれてるわ。だから今回もぜひにとお願いしたの。