ORICON STYLE

2007年06月20日
MIKA ミーカ カラフルでウキウキなポップソング・アルバム!!
 今イギリスで最大の注目を集めているのは、個性派新人MIKA。レバノン生まれ
ロンドン育ちの彼が生み出すのは、カラフルかつハイパーなポップソング。
驚異の5オクターヴを超えるボーカルで全英チャートを制覇した。
大学時代に、本気で音楽がやりたいと思うようになった

――まずMIKAという名前について教えてください。日本では女性の名前ですが。芸名?
【MIKA】
 ミカ・ナカシマっているよね。ミーカって僕の本名なんだ。ミカエルって意味さ。日本では女の子の名前だけれど、スカンジナビアでは男の子の名前。だからユニセックスな名前なんだと思うよ。

――音楽大学では声楽を専攻したそうですね。
【MIKA】
 英国・ロンドン大学の経済学部に一度入学したけれど、道を誤ったと思い退学した。そのときに本気で音楽がやりたいと思うようになったんだ。ポップミュージックがやりたかったけれど、毎朝起きて何かやることが必要だった。それがクラシック音楽だったんだ。密かにポップミュージックを発展させる間、クラシックという隠れ家が必要だった。それで音大に入り、声楽を勉強しているときにレコード契約にこぎつけた。

――大ブレイクしたデビューシングルの「グレース・ケリー」は下積み時代の苦い経験についての曲だそうですが。
【MIKA】
 デモを作った後で、とあるレコード会社のミーティングに行ったんだ。そこで成功するためには他のアーティストのようにしなければならない、といったことを長々と説かれた。傷つき腹がたった。僕にクレイグ・デイヴィトみたいになれっていうのか?グレース・ケリーみたいだったら契約したいのか?って。それで怒りに燃えた歌詞を書いて、その会社に送ったんだよ。それきり向こうからの連絡なし。だけど、2年後に笑っているのは彼らじゃなくて僕のほうだったのさ!

デビューアルバムは妥協することなく僕という人間を表現している

――デビューアルバム『ライフ・イン・カートゥーン・モーション』は様々な音楽的影響の感じられる、それでいて誰もが楽しめる完成度の高いポップアルバムですね。
【MIKA】
 10代のときにオペラやCFの仕事をしてきたし、いろいろな音楽を聴いてきた。ポップにアラビックにレゲエにロック、ジャズ、何でも。だから僕はどんな音楽に対しても躊躇しないし、どんな音楽に対しても気取りがないんだ。デビューアルバムは妥協することなく僕という人間を表現していて、同時に自分のキャリアを築けるようなアルバムにしたかった。それができたと思うよ。とっても満足している。

――テーマも妹への思いや、ふくよかな女性への賛歌、戦争体験など、パーソナルかつ多くの人が共有できるものですね。
【MIKA】
 アルバムは子供から若い大人へと成長する経過を辿るような内容だ。僕の人生を映した鏡を割って、床に落ちたかけらを集めたような・・・。ただ3分半のポップソングにするために、内容は凝縮されハイパー漫画のような表現になっている。それがアルバムタイトルである『ライフ・イン・カートゥーン・モーション』の意味なんだよ。

(文:高野裕子)

RELEASE
MIKA ライフ・イン・カートゥーン・モーション
ライフ・イン・カートゥーン・モーション
MIKA
2007/06/20[アルバム]
ユニバーサル インターナショナル
【期間限定ウキウキ・プライス】
\1,980(税込)
UICU-9037
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【通常盤】
\2,200(税込)
UICU-1139
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PROFILE
1980年代半ば、レバノン・ベイルートに生まれる。間もなく戦争の激化に伴い彼の家族はパリに亡命。その後、父親が人質となってクウェートのアメリカ大使館に監禁されたとき、一家は英国・ロンドンに移住。
19才のとき、ロンドン大学内のロンドン・スクール・オヴ・エコノミックスに入学するも即日退学し、2週間後にロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージックに入学。その後、5オクターヴを超える声域とソングライティング能力だけでなく、姉のヤスミンとともにアートワークも手掛ける。
2007年6月20日、アルバム『ライフ・イン・カートゥーン・モーション』で日本デビュー。
オフィシャルサイト
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