ORICON STYLE

2006年11月08日
初のベスト盤が遂に登場!
JAMIROQUAI ジャミロクワイ
SPECIAL INTERVIEW
PLAY MOVIE
1. PV「トゥー・ヤング・トゥ・ダイ」 配信終了
2. PV「エマージェンシー・オン・プラネット・アース」 配信終了
3. PV「スペース・カウボーイ」 配信終了
4. PV「ヴァーチャル・インサニティ」 配信終了
5. PV「ディーパー・アンダーグラウンド」 配信終了
6. PV「キャンド・ヒート」 配信終了
7. PV「ラナウェイ」 配信終了

動画はWindowsMedia Playerで御覧になれます。

プレッシャーは常に僕自身に乗っかっているというのは感じてた

 ジャミロクワイの登場は、デビュー当初より世界中に大きな話題と衝撃をもたらした。現に、デビューアルバムに収録の「ウェン・ユー・ゴナ・ラーン」のプロモーションビデオでは、その衝撃的な映像から米国で放送禁止となった。

 「僕が覚えてるのはこの曲のビデオを米国でプロモーション用に流そうとしたところ、放送禁止になったこと。そして、何が残念かって、曲自体がすごくメッセージ性のあるものだったんだ。でもしばらくして僕自身、こういうやり方は通用しないんだなって感じた、本当は更にもっと衝撃的なものをしたかったんだけどね。そんなことにしたらまた放送禁止になっちゃうし、オンエアされないからね・・・」

 2ndアルバム『スペース・カウボーイの逆襲』のリリース当時は、放蕩状態で、自分じゃない気分がし、元の自分を取り戻したかったという。そしてこのアルバムリリース後、ジャミロクワイに対する周囲の状況が徐々に変わってきたという。

 「プレッシャーは常に僕自身に乗っかっているというのは感じてた。具体的に話すと“政治的メッセージではレコードは売れない”こと。2ndアルバムの後くらいかな、それを感じ始めたのは。かつてはよく“破滅と暗黒の商人”とレッテルを貼られたよ。なんとなく解らないでもないけどね、曲によってはそういった要素も含まれていたわけだし。でもやっぱり、今となっても当時歌っていたことは通じるし、きっと20年後も、そして多分40年後も・・・人間は本当に学ばない(NEVER LEARN)だからね。理解できるよね」

 日本ではお馴染みの『ゴジラ』が、ハリウッド進出した映画『GODZILLA』のオリジナルサウンドトラック・アルバムに収録されている「ディーパー・アンダーグラウンド」。この作品がジャミロクワイにとって初のハリウッド映画進出となった。

 「最初に作った曲は、仕上がりに自信もあったし、早速送ってみたけど、映画関係者に、“ゴジラという言葉は使っちゃいけないんだ、それと恐竜って言葉も使用禁止ね。恐竜に対してみんなが可哀想って思うようなものを作ってほしい”って。でも、恐竜が可哀想って思うんだ、人間が?どうやってだ?しかも締め切りは一日後だし大焦り。でも僕は曲作りの時はいつもこうで、いつもギリギリでエンジンをふかすんだ。頭が真っ白になったところでエンジンをふかして、もうこの時点で締め切り1時間前だったんだ、そして試写で、事前にとっても重要なシーンで使われる楽曲だからと僕は聞かされていたんだけど。実際に、そのシーンになってみるとなんか喫茶店みたいなところで、かすかに聞こえるんだ(イントロのビートが)。あんだけ苦労して、ほとんど聞こえないじゃん!って思った。信じられなかったな」

「ヴァーチャル・インサニティ」の素晴らしい映像は誇りに思うし、思い出深い作品

 また、楽曲の斬新さだけでなく、その衝撃的な「ヴァーチャル・インサニティ」の映像は、ミュージックビデオの歴史においてその方向性を変える革新的なものとなり、ジャミロクワイの代表的なミュージックビデオといっても良いぐらいの出来映えとなった。

 「ジョナサン・グレイザー(監督)は一緒に仕事をするには素晴らしい人だった。いきなり電話があって、すごく得意気に“ひらめいたぞ!カメラを固定して、部屋を動かしてみたりするんだ”ってね。僕はその時“奴は一体何のことを言っているんだ”って思ったよ。ビデオの撮影が開始され、もう部屋自体が目まぐるしくて、最初の3分半を撮影し終えた時点で“僕はどこにいるんだ?何をしているんだ?”って気持になった。でも裏へ行ってスクリーンで見てみると“なるほど、こういうことね!!」って納得。あれだけ素晴らしい映像になっているのは誇りに思うし、思い出深い作品だよ。これからも見続けられる作品だし、そのたびに観た人は“あの椅子はどうやって動いているの?”って思うんじゃないかな、いまだに聞かれるし(笑)」

 全世界が待ち焦がれた待望のベストアルバムは、何十年後も色褪せることのない楽曲が収録されている。初回盤には、ヒット曲のミュージックビデオが収録されており、映像でもジャミロクワイの歴史を楽しむことができる。「納得しないと断固として断る」というジェイの拘りが見れるミュージックビデオも必見だ!!

RELEASE PROFILE

ハイ・タイムズ:シングルズ 1992-2006
【初回生産限定盤】

ジャミロクワイ
2006/11/08[アルバム]
\3,150(税込)
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
EICP-681/2
CDを購入する

ハイ・タイムズ:シングルズ 1992-2006
【通常盤】

ジャミロクワイ
2006/11/08[アルバム]
\2,520(税込)
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
EICP-683
CDを購入する

1993年6月24日、アルバム『ジャミロクワイ』でデビュー。
1994年11月3日、アルバム『スペース・カウボーイの逆襲』をリリース。
1996年9月11日、アルバム『トラベリング・ウィズアウト・ムービング』をリリース。また、同アルバムにも収録の同日リリースしたシングル「バーチャル・インサニティ」で、グラミー賞を獲得。そしてその衝撃的なビデオはミュージック・ビデオの歴史においてその方向性を変える革新的なものとなり、『MTV Video Music Awards』で4部門を受賞。日本では140万枚のセールスを記録。
1999年6月7日、アルバム『シンクロナイズド』をリリース。2位を獲得し、日本でもミリオンを突破。
2001年8月29日、アルバム『ファンク・オデッセイ』をリリース。初登場2位を獲得。
2005年6月15日、アルバム『ダイナマイト』をリリース。
2006年11月8日、初のベストアルバム『ハイ・タイムズ:シングルズ 1992-2006』をリリース。オフィシャルサイト