ORICON STYLE

2010年01月13日
 2010年のドラマシーンが日本にパワーを注入する!今年最初の連続ドラマのラインナップを見渡すと、そこには“自分を見つめる”力と“自分を信じる”まっすぐな信念が溢れている。元気を失いつつある世の中、将来に不安を覚える人々。そんな世相にとびっきりの処方箋が目白押し。もちろん主題歌も心に響く歌詞・メロディーの宝庫。今年もドラマで一気にスタートダッシュ!

あの人気ドラマの続編が“月9”に!!

  2010年最初の“月9”として、1月11日からスタートした『コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命― 2nd season』(フジテレビ系/月・21:00〜)は、2008年の夏ドラマとして注目を集めた『コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―』の続編。2009年新春にスペシャルドラマとして放送されて以来、ちょうど1年ぶりにあの“フェロー”たちが帰ってくる。人気シリーズの続編は近年のトレンドのひとつだが、ほかの曜日(木曜日10時枠)で放送されていたドラマが“月9”に投入されるのは初めての出来事だという。裏を返せばそれだけ反響が高かったストーリーであり、チームワークを感じさせるキャストだったということ。1クールのインターバルだけで再び“月9”の主役として登板する山下智久をはじめ、新垣結衣戸田恵梨香というキラキラしたメンバーが生み出すコンビネーションにも注目したい。1st seasonから引き続いての主題歌となったMr.Childrenの「HANABI」がシーンを盛り上げる。

冬ドラマのキーワードは、“直線系男女”!!

 フジテレビ系火曜の夜9時枠には、この曜日としては異例とも言える“職場のいじめ”を描いた問題作『泣かないと決めた日』(1月26日スタート)が登場する。榮倉奈々演じる新人OLが、無視、ミスの押しつけ、ネットいじめなどなど周囲からの執拗な嫌がらせに耐え、必死にもがきながら、一歩一歩踏み出していく姿を通して、働くこと、生きること、人生と向き合うことの意味を問い、最後には希望を見出していくストーリーは、番組のテーマである“はいあがる女”の姿とともに、多くの共感を集め、世の中にパワーを与えていくはず。主人公を取り巻く藤木直人要潤段田安則木村佳乃という面々の“接し方”の変化を追うのも面白そうだ。主題歌「don't cry anymore」(3月3日発売予定)でアーティストデビューを果たす、注目の女子大生シンガー・ソングライターmiwaの、ピュアな感性と豊かな声量が紡ぎ出す世界観にも圧倒される。

 この“はいあがる女”に続く時間帯にフジテレビ系が送り出すのが『まっすぐな男』(1月12日スタート/火・22:00〜)だ。“これが正しいと思う”という確かな信念を持ち合わせ、目標を持って着実に人生を歩んできた主人公が、傍若無人で自分勝手な小悪魔的女性と出会ったことからさまざまな試練や逆境に見舞われ、そこから成長していく姿を描くヒューマン・コメディ。主人公の“まっすぐ”な男に佐藤隆太、小悪魔的な女性に深田恭子というキャスティングもピタリとはまっていてストーリーにのめり込むこと間違いなし。“草食男子”の次に来るのは“直線男子”か!?さらに、主題歌を歌うのもミュージック・シーンを“まっすぐ”に突き進んできたトータス松本。「いつか隆太くんがでっかくなって、主演のドラマをやるときがきたら、僕に主題歌を歌わせてくれよな」という、10年越しの男の約束を実現させた注目のナンバー「ストレイト」(2月10日発売)は、タイトルそのままの情熱に溢れたストレートなロック。トータスの男気が炸裂する、爽快で前向きな1曲に仕上がった。

冬ドラマのキーワードは、“直線系男女”!!

  水曜日にも強い意志を持った主人公が登場する。結婚、仕事、親、友人、子供、お金、老後・・・降りかかる人生のさまざまな問題に心揺れながらも、男に媚(こび)を売ることも同性に気を使うことも拒絶し、世間に流されず自らの道を突き進む32才女性の“切なくも痛快な生き方”を描いた『曲げられない女』(日本テレビ系・1月13日スタート/水・22:00〜)は、他に追従したり、ついつい妥協したりして人生を送っている人にはきわめて刺激的な内容かも。芯の通ったヒロインに菅野美穂、その親友だけれども嘘で固めたセレブ主婦に永作博美という2人の実力者による掛け合いも期待感を膨らませる1本だ。主題歌はaiko(「戻れない明日」/2月3日発売)。放映中のNHK『ウェルかめ』と合わせて同時期に2作品の主題歌に抜擢されたことになるが、今回は自身と同世代が主人公ということもあって、より一層等身大の楽曲になりそう。

 TBS系深夜では、1月20日より『新撰組PEACE MAKER』(水・24:34〜)が始まる。あの新撰組をめぐるストーリーだが、沖田総司や土方歳三といった“メジャー”どころではなく、土方の小姓として最後まで戦い抜いた市村鉄之助を主人公に据えたのがポイント。史実に大胆なオリジナル要素を加えた内容は、原作コミックが累計500万部を売り上げる人気作だけに、面白さ保証付き。テレビドラマ初主演となる須賀健太に、D-BOYS柳下大荒木宏文Lead谷内伸也FLAME伊崎右典ココリコ遠藤章造など、配役にも注目。主題歌は、4ピースバンド+Plusの「声」(発売日未定)。

(文:田井裕規)
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