映画『フィッシュストーリー』は、1975年〜2012年までの時間を5つの時代に区切って作られた、オムニバス要素を持つハートフルストーリー。この中で、濱田岳は1982年に登場する大学生役・雅史を演じている。気の合わない友人を愛車に乗せ、渋々ながら合コン場所へ向かう。そんな“パシリ”に使われてしまうような気弱な雅史を好演している。 本作でメガフォンをとった中村義洋監督と濱田は今回で2度目のタッグ。前作の映画『アヒルと〜』の試写会で、すでに監督の中では本作の構想があり、本作の脚本段階で「雅史=濱田岳」はあて書きだったそう。 一方の濱田も「中村監督とは今回で2度目のお仕事になります。前作の撮影時は、現場に行くのがとっても楽しくて、だから今回も同様に楽しい現場になればいいなと思ってました」と屈託なく語るが、これこそが両者間の信頼の堅さを実証している。 「監督から特に細やかな演技指導を受けたことはないですね」といたずらっぽく笑いながらも「撮影前に“今回の映画は短編集を撮っているようなものなんだ”と聞かされました。そして、僕の時代は『僕のスプリンター』というタイトルだと(笑)」 劇中に登場する「雅史」の愛車・スプリンターは、濱田自身の愛車かと見紛うほどに彼にフィット。監督の“ニュアンス指導”を的確に受け止めている濱田の演技力が光る。 テレビや映画で観る濱田は、優しい性格が裏目に出て空回りをしたり、どこか損をしてしまうタイプの役が多い。観客側からみれば、それが濱田の素顔であるかと思えるほど、彼と役とのシンクロ率は高く映る。 そんな濱田の役作りについて質問をすると「普段の僕は役に入る前に台本を読み込むようなタイプじゃないから(笑)。ただ、僕の中にも今回の“雅史”みたいに気の弱い部分があるし、逆に役と離れたケンカ早い部分もあります。そこで“僕”と“役”とが重なる部分をカメラの前で大きく引き出していく。僕のは“役作り”というより通じる部分を見せるというか・・・まぁ“ノリ”かな!なんて」と、照れ笑い。 「でも、優しくて頼りない役が僕に多いのは、きっと僕の眉毛が下がっているから。八の字眉だから、そういう役が多いんです(笑)」と、自身を茶化す。 【ストーリー】 原作:伊坂幸太郎(講談社刊「フィッシュストリー」所収)
【関連リンク】 濱田岳(はまだがく) P R
オススメ リンクインタレストマッチ -広告の掲載について
|
||||