豪華アーティストが共演☆貴重なショットも満載!!

 恒例の夏のビッグイベント『a-nation'08』。そのファイナルは、東京・味の素スタジアムで飾られた。avex20周年記念にふさわしい、総勢19組のアーティストが共演した夢の一夜。つめかけた45,000人は、その豪華なステージに酔いしれたのだ。

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懐かしさと新しさを兼ね備えた見事なステージ

 8月31日、『a-nation'08』最終日の本編は安室奈美恵のスタイリッシュなステージで幕を開けた。安室が『a-nation』に初めて出演するという、ニュースを聞いた瞬間から待ち望んでいたオーディエンスも多いのだろう。彼女が登場したとたん、客席は大歓声。1曲目の「WHAT A FEELING」から、熱い声援が飛び交ったのだ。なかでも「Chase the Chance」はハンパじゃない盛り上がり方!誰もが知っている曲だけに、45,000人も楽しそうに歌っていた。最後の「Baby don't cry」では会場から手拍子も湧き上がり、安室も笑顔に。短い時間だったが、存在感を見せ付けてステージを後にした。

 超ハイテンションでハッピーなライブを見せてくれたのが、続く2組。まず、AAAが祭をイメージした和風の衣装で現れ、「ハレルヤ」「ハリケーン・リリ,ボストン・マリ」「SUNSHINE」といった勢いのある曲を連発しオーディエンスをヒートアップさせる。そして、その熱をさらに加速させたのがmihimaru GT。『ええがな』ではスタジアム中がタオルを回し、「気分上々↑↑」では45,000人で“飲もうライライライ”。この日は気温も相当高かったのだが、AAAとミヒマルが、その温度をさらに上昇させた。

 パワフルなパフォーマンスと美しいコーラスワークでオーディエンスを魅了したのが、東方神起。「Purple Line」のアグレッシブなダンスで客席の目を奪ったかと思えば、バラードナンバー「どうして君を好きになってしまったんだろう?」では、心に染みる歌声をしっとりと聴かせる。この振り幅が、なんとも魅力的。春に行われたアリーナツアーを大成功させたのも納得だ。

 大塚 愛は、『a-nation』だということを忘れてリゾート地でバカンス中だった!という凝った映像でスタート。南の島から、急遽カゴで駆けつけてくれた(笑)。徐々に日が落ちてきたスタジアムによく似合う「クラゲ、流れ星」と「金魚花火」を雰囲気タップリに聴かせたあと、「ロケットスニーカー」「SMILY」で一気に客席を盛り上げる。大塚の特徴である、静と動の二面性。それをたった5曲で見事に表現してみせた。

 いよいよ、ライブも終盤。デビュー前にして『a-nation』を経験したGIRL NEXT DOORが、いきなり観客の前でリリース前のデビュー曲「偶然の確率」を披露する。そのキャッチーなサウンドは、いわばavexの原点。まさに20周年を迎えた年にピッタリな、懐かしさと新しさを兼ね備えたユニットだといえるだろう。

トップアーティストのステージを一度に味わえる贅沢な1日

 クライマックスに向け、いっそうの盛り上がりを見せていくスタジアムだったが、夏の天気は気まぐれなもの。スタート時は快晴だった空に、この頃から徐々に雨雲が出現してきてしまったのだ。それでも、持田香織が「アホになる気はありますか!?」と叫び、その清楚なルックスからは想像もできない男前なライブを見せてくれたELTのステージまでは、なんとかもっていたものの、倖田來未の出番には、もうどしゃぶり状態になってしまった。だが、倖田が「ほら、東京行くよ!」と叫んで「Lady Go!」「VENUS」「キューティーハニー」といったアップチューンを立て続けに繰り出すと、オーディエンスも雨など、まったく気にならないよう。点滅するライトの中、最後の「girls」まで歌い続け、手をまわし続けたのだ。

 その客席のテンションはTRFのステージでも下降することなし。いや、「BOY MEETS GIRL」や「survivaldAnce〜no no cry more〜」といった大ヒット曲だらけの彼らのライブに、より熱狂していくばかりだ。

 そして、そんなオーディエンスの熱い気持ちを全て受け止めるように、ついにオーラスに浜崎あゆみが登場。ヘビーなサウンドをバックに深紅のドレスで迫力あるボーカルを聴かせた「Mirrorcle World」で、会場の全ての人間をayuの世界に引き込んでしまう。圧巻だったのが、暗闇の中、ただひとりスポットライトを浴びて熱唱した「HANABI」。せつなく悲しいこの楽曲をayuが想いを込めて歌い出したとたん、観客が静まり返る。それは一瞬ここがスタジアムだということなど忘れてしまうほどの説得力。もはや、雨さえもドラマチックな効果を演出するために降ったかのようだ。今年10周年を迎えたayu。彼女が、この10年で培ってきた圧倒的な表現力に、感動さえ覚えた瞬間だった。最後はayu号でアリーナを回りながら、「AUDIENCE」「Boys&Girls」「July 1st」というアップチューンで締めくくり。恒例の打ち上げ花火が空を彩り、楽しい夏の祭典は終わりを告げたのだ。

 avexグループは今年創立20周年。そして、その代名詞的なイベント『a-nation』も7回目を迎えた。日本の音楽シーンを代表するトップアーティストのステージを一度に味わえる贅沢な1日。最高の夏の思い出を作る、このスペシャルなライブは、これからも多くの人々を魅了し続けるに違いない。

(文:高橋栄理子)

 

『a-nation'08』オフィシャルサイト


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