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【集計期間】2006年12月25日付〜2007年12月17日付
着うた®に※のついている楽曲のダウンロードは、12月21日15時〜2008年1月4日15時までとなります。 |
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昨年末の『NHK紅白歌合戦』で脚光を浴びた作品が今年前半の日本列島を、文字通り“風”のように吹き抜けた。唯一のミリオンセラー・シングルとなったのは秋川雅史「千の風になって」。命を軽んじる出来事が頻発する現代に舞い降りた、“絆”を呼びかけるナンバーは、多くの人々の“純”な心に響いたと言えるだろう。クラシック・シングル初の1位、初のミリオンセラーといった話題を振りまいた“荘厳な歌声”は年間でも大きな足跡を記録した。
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■秋川雅史 |
インターネットにおけるダウンロードで驚異的な数字を叩きだした宇多田ヒカルの「Flavor Of Life」が2位にランクイン。配信と実売という両部門において高い支持を集めたという事実に、改めて宇多田ヒカルという“才能”のポテンシャルの高さを感じずにはいられない。ベスト10のなかで唯一の女性アーティストという点(ベスト20にまで範囲を拡大しても単独アーティストとしては唯一の女性)を加味すると、そのパワーの高さはいっそう際立つ。
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■コブクロ |
■絢香×コブクロ |
人気ドラマ『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で流れていたのがコブクロの「蕾」。彼らの歌の真骨頂は、その“息の長さ”にある。耳に触れた時点で“いい”と思わせ、もう一度心で噛みしめて“いい”と思わせ、身体中になじんだ後も“いい”と思わせる“感動を伝播するパワー”は、日本の音楽シーンで1、2を争う。年間3位も納得のロングセラーだ。
こうしてみると、1〜3位までを心に“沁みる”楽曲が占めたこととなるが、このあたりからも、人々が今年、音楽に求めていたものを伺い知ることができるだろう。

KinKi Kids、嵐、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUNといったジャニーズアーティストの安定した強さが目立つなか、新たな注目株として彗星のようにシーンに現れたのがHey! Say! JUMP。デビュー曲の「Ultra Music Power」が年間ランキングの14位に顔を出すという成功を収めた彼らには、来年の更なる飛躍が期待できそうだ。
Mr. Childrenもクオリティの高い楽曲を次々と送り出してきた1組。「旅立ちの唄」「フェイク」がそれぞれ映画主題歌(『恋空』『どろろ』)に抜擢され、ともに高い実績を残したところに、結成20年を目前に控えた彼らの“貫録”を感じさせもするが、一方でそういった年月を感じさせない“純粋さ”が幅広い層に支持され続ける理由でもあるのだろう。
同じく映画主題歌組としてピックアップしたいのが『ALWAYS 続・三丁目の夕日』のテーマ曲「花の名」をヒットさせたBUMP OF CHICKEN。これまでにも十分な成果を残してきた彼らだが、年間20位以内に名を残す今回の結果によって、ファン層の拡大は確実なところとなった。2008年も引き続き目が離せない。 |
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| ■BUMP OF CHICKEN |
■GReeeeN |
目が離せない存在といえば、「愛唄」が24位にランクされたGReeeeNもこの1年のチャートを賑わせたアーティストだ。ミュージックシーンに彗星のように登場した彼らは、“感情”や“ひたむきさ”を鮮やかに描写し、メディア露出がないという“ハンディ”を負いながら、自身の作品だけではなく、年間10位にランクされたNEWS「weeeek」を手がけるなど、ソングライティングとしての実力も発揮、ミュージックシーンに強烈な足跡を残した。彼らのようなスタンスが今後も増えていく気配すら漂う、シーンの“新たな遺伝子”の誕生と言える。
ベテラン勢の衰えぬパワーにも驚かされた1年。ソロ活動をスタートさせた桑田佳祐は精力的な楽曲リリースを重ねたが、「明日晴れるかな」が年間7位を記録。ロックの殿堂入りを果たし、もはや“世界の”という形容句が必要となったB'zもまた「SUPER LOVE SONG」「永遠の翼」の2曲を30位以内に送り込んだ。
トップ30にこそ入らなかったものの、今年後半のキッズ・マーケットを席捲した「おしりかじり虫」は堂々の43位。まだまだその“人気”は衰えていない。
(文:田井裕規) |