ORICON STYLE

2007年05月16日
oricon Sound Blowin' 2007〜spring〜
LIVE映像(50音順) SPECIAL GUEST nobodyknows+の写真
01.nobodyknows+ 配信終了
02.AZU 配信終了
03.Elephant Girl 配信終了
04.All Japan Goith 配信終了
05.かぐら 配信終了
06.ONE☆DRAFT 配信終了
明日の音楽シーンを担う個性的なアーティストが集結!!

 これまで多くのアーティストをいち早く紹介して来た『oricon Sound Browin'』が約半年ぶりに開催された。通算10回目となった今回は、前回より会場のキャパシティはぐんと拡大。東京・Shibuya O-EASTに7組の個性的なアーティストが集まり、お馴染みのMC、POISON GIRL BANDの笑いを交えた進行でイベントは幕を開けた。

  トップバッターを務めたのは三重県出身の女性シンガー。16才のときからクラブで歌い始め、SEAMOの全国ツアーに同行して歌声を披露したという経験豊富なAZU。デビュー前とは思えない堂々としたステージングとしっかりとした歌声で、一番手の重責をものともせず観客のハートをがっちりキャッチ。途中デビューシングル「CHERISH」のPVにも出演しているというドラッグ・クイーンの2人が登場して華やかなステージを披露した。「すごく緊張しました。でも皆さんが温かく迎えてくれたので、楽しくできました!」と彼女。とても緊張していたとは思えない歌いっぷりに大物の予感。

  一方、茨城なまりのトークで、会場を温かい笑いの渦に巻き込んだのは、和楽器奏者という顔を持つ2人組のユニット、かぐら。キーボードとアコースティックギター、そして横笛を使った演奏には情緒があり、どこか凛とし雰囲気すら漂わせるほど。しかし、いったんしゃべりだすと、一風変わったキャラクターを発揮。「しゃべり方おかしいけ?」「んだんだ!」「なまってるとかぁ、横笛使ってるとかぁ、何でもいいんで覚えて帰ってくれたら嬉しいです」と2人。和とポップスが融合したサウンドと、茨城弁トークのギャップが、イベントを大いに盛り上げてくれた。

AZUの写真かぐらの写真Elephant Girlの写真
 3番手には女性ボーカルのErinaとベーシストの杉本からなる2人組、Elephant Girlが登場。ギター、キーボード、ドラムを入れたバンド編成で、勢いのあるエネルギッシュなステージを見せてくれた。「こういうポップのど真ん中をやっているヤツもいるって、わかってくれたらいい」と杉本。女の子らしいリアルさが詰まった歌詞とキャッチーなメロディーが武器の2人。疾走感のあるロックチューン「Air Drive」やバラードの「ストリングス」など4曲を披露。元気に跳ねまくるErinaの姿が印象に残った。

 そしてPOISON GIRL BANDが「シャイな男前!」と評したのは、高校球児からHIP HOPに転身した1DJ+2MCのONE☆DRAFT。「オリコンということで、新曲も“折り込ん”でいこうと思います」と、ギャグはまあまあのヒットだったが、音楽のほうは満塁ホームランの出来映え。温か味のあるトラックに乗せた、メロディアスなラップとソウルを感じさせるボーカル、絶品のハーモニーで観客を魅了した。中でも「フルサト」は、母の日の前日にふさわしい1曲。郷愁を誘う和製HIP HOPの新たなスタイルを聴かせてくれた。

 沖縄からやって来たホーンバンド、All Japan Goithは、まるでお祭りに来たような楽しいステージングで会場を盛り上げてくれた。ステージを縦横無尽に走りまわり跳ねながら演奏する様子には、見ているほうも自然と身体がウズウズ。「沖縄の踊り、カチャーシーとWinkの振り付けを取り入れた、斬新なダンスを覚えていってください」と、ダンス指導のあと、曲に合わせ一斉に踊り始め、ステージと客席は一体になった。ロックとスカ、そして沖縄民謡とが融合した音楽で、渋谷を沖縄の祭り会場へと変えていった。

 そして新人6組中のトリを飾ったのは、大阪からやって来た個性派集団7人衆のET-KING。楽曲がCMに起用されたりシングル「愛しい人へ」が話題になっていることもあって、すでにかなりの人気で、新人とくくるのは申し訳ないぐらい。この日も彼ら目当てのファンがかなりの数いたようだ。「お初にお目にかかります」と仁義を切って始まった彼らのステージは、その強面のルックスとは裏腹に、熱いハートと人情味が伝わってくるものだった。「大阪で8年、仲間がいたからここまでやってこられた」と彼ら。全員お揃いのハッピをまとった個性的なメンバーが、レゲエ、HIP HOPのビートに乗せて代わる代わるメインを務める様子も迫力満点だった。

 最後にスペシャルゲストのnobodyknows+が登場。全都道府県を制覇した百戦錬磨のステージさばきは王者の風格さえ漂う。「みんなと遊びに来たぜ。女性は化粧が落ちるくらい楽しんで」と、久しぶりの東京でのライブをメンバー自身も楽しんでいた様子。この日は、未発売の新曲「好きだぜ。マリー」や最新シングル「Hero's Come Back!!」など4曲を披露。「ココロオドル」から間髪入れず「シアワセナラテヲタタコウ」へとつなぐ怒濤の展開に、観客は休む間もなくジャンプ。倒れるんじゃないかと思うほど会場が揺れた。

 注目度赤丸急上昇の新人6組とシーンに帰って来たnobodyknows+の、計7組が出演した今回の『oricon Sound Blowin' 2007〜spring〜』。どのアーティストも実に個性的で、きっとこの中からお気に入りのアーティストが見つかるはず。
彼らをチェックしておけば間違いなし。明日の音楽シーンを担う彼らの活動にこれからも注目してほしい!
(写真:斉藤房子)
(文:榑林史章)

ONE☆DRAFTの写真All Japan Goithの写真ET-KINGの写真nobodyknows+の写真POISON GIRL BANDの写真
【過去の特集】
■『oricon Sound Blowin' 2007〜spring〜』出演アーティスト特集
 『この春注目の新人アーティストを一挙紹介!!』(2007/04/11)
■『oricon Sound Blowin' 2006〜autumn〜』ライブレポート
 『注目の新人アーティストが出演の熱狂の2日間をレポート!』(2006/11/15)
■『oricon Sound Blowin' 2006〜autumn〜』出演アーティスト特集
 『注目の新人アーティストは!?』(2006/10/18)

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