ORICON STYLE

2007年02月21日
オリコン首位獲得シングル1000曲(1968〜2007)大発表!
オリコン史上1000曲目1位の栄冠はEXILEに!!
シングル週間ランキング1位(2007年2月26日付)
【コメント】
EXILEの限定シングル「道(完全限定生産盤)」が、オリコン通算1000曲目の1位ということで、ありがとうございます!

J-POPの歴史とは切っても切り離せない『オリコン』さんのチャートにおいて、『1000』曲目という節目にあたるタイミングでの1位獲得。
もちろん偶然なのですが、僕らにとっても大切な新生EXILE初のアルバム前という節目の曲になるので、縁起が良いといいますか、偶然ではない!と勝手に思っています。

「道」は限定なので入手困難になりつつあるみたいなのですが、よかったら3月7日に出るアルバム『EXILE EVOLUTION』でもこの「道」をたくさんの方々に聴いて頂けたらうれしいです。
本当にありがとうございます! HIRO(EXILE)
B'z 浜崎あゆみ浜崎あゆみ 松田聖子 中森明菜
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※浜崎あゆみは、「〜/浜崎あゆみ&つんく」も含む。
※原則として単独名義を対象にしてカウントしています。
“ロングヒット”が中心の時代から変わりつつある現代

 まずは1000曲の内訳を1年毎に弾き出してみた。1年間で最も1位の入れ替えが少なかった年は1970年度の8曲。皆川おさむ「黒ネコのタンゴ」に始まり、渚ゆう子「京都の恋」で締めくくられるまで、1週だけの1位曲が1曲もないという“ロングヒット”が中心の時代だった。これに次ぐのが1976年度、1980年度の9曲。10曲未満はこの3年だが、1976年にはあの「およげ!たいやきくん」が史上初の“初登場1位”を記録し、1980年には「スニーカーぶる〜す」で近藤真彦が史上初の“デビュー作初登場1位”を記録するという興味深い符合も生まれている。一方、最もめまぐるしく1位が変わったのは2006年度の49曲。次いで1987年度の47曲。いずれも群雄割拠という表現がピッタリの状況だが、この両年に共通するのは“アイドル勢の活躍”。2006年度はジャニーズアーティストの勢いが凄まじかったが、1987年度のシングルシーンを引っ張ったのは女性アーティスト。前年に社会現象化したおニャン子クラブを核としたヒットへのポテンシャルは強力だった。

 次に最も多く1位を獲得したアーティストを取り上げてみる。これは38曲のB'zがトップ。1990年に発表した「太陽のKomachi Angel」から17年にわたって築き上げてきたJ-POP不滅の金字塔。唯一の30作品オーバーは圧巻の一言だ。次いで、女性アーティストで最も1位を獲得しているのは浜崎あゆみ。1990年代末にシーンに登場した歌姫はこの分野の記録を次々と塗り替え、今なおトップに君臨し続けている。以下、男性部門2位のMr.Children、女性部門2位の松田聖子、KinKi Kids、さらに中森明菜、GLAYとビッグネームが続く。いずれもが20曲以上をNo.1に送り込んだ凄腕。さらっと20曲なんていうけれど、1000曲のうちの20曲――すなわち、39年にわたるオリコンの歴史の50分の1以上を“占有”していた、とんでもないアーティストたちなのである。

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浜崎あゆみ ignited −イグナイテッド−
T.M.Revolution
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“キリ番”No.1は、ひとつの区切りになっている

 一方、100曲目、200曲目といったNo.1の歴史のマイルストーン的存在になっている“キリ番”の作品をご紹介。100曲目は都はるみの「北の宿から」。都はるみ最大のヒット曲にして自身唯一のNo.1楽曲。これぞ演歌、これぞ日本の心、ともいうべき“ワビサビ”が全開の名作だ。200曲目は小泉今日子の「渚のはいから人魚/風のマジカル」。キュートでポップでアヴァンギャルド、彼女にとって最初のNo.1ソング。それまでにないアイドルの流れはここに始まったと言ってもいいだろう。300曲目は吉幾三渾身のナンバー「雪 國」。1986年2月25日に発売されたこの曲が1位を獲得したのはそれから約1年後の1987年2月9日付。じわりじわりとチャートを上昇してきた名曲が、自身初の栄光をつかんだのがジャスト300曲目であったというめぐり合わせがドラマチックだ。

 実は、この“キリ番”No.1。それぞれのアーティストにとって“ひとつの区切り”になっているという共通点を持つ。「北の宿から」 「渚のはいから人魚/風のマジカル」については前述のように、自己初、あるいは唯一のNo.1。400曲目の「荒野のメガロポリス」は、デビュー以来8作続けて1位をとった光GENJIだがこの曲で一旦記録を止めてしまったという“区切り”の曲。500曲目の「Nights of The Knife」は、1984年から活動を続けてきたTMNの最後のシングルであり(後に復活)、現段階で最後のNo.1ヒットとなっている。MY LITTLE LOVERの「YES〜free flower〜」は、「Hello, Again〜昔からある場所〜」で1位を取った彼らが3作ぶりに再び1位を獲得したナンバー。モーニング娘。の「LOVEマシーン」は彼女たちの名を全国に轟かせた最大のヒット曲であり、「Free & Easy」は現在記録を15作まで伸ばしてきた浜崎あゆみの連続1位獲得の“起点”となった作品。「ignited―イグナイテッド―」はT.M.Revolutionにとって実に約6年半ぶりとなる1位獲得劇を演出したナンバー、といずれも“記憶”に残る楽曲になっている。

 1967年に創立されたオリコンが翌年の初頭に第1回目のチャートを発表してから39年。そのランキングは時代時代の音を、社会の風俗を、人の流れを映し出してきた。その足跡がひとつの大きな通過点を迎えた。シングル1位作品1000曲目の誕生!ここからまた新しい一歩が刻み込まれていく・・・。

(文:田井裕規)