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2006年07月05日
2006年 夏のドラマ主題歌特集
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1. コメント映像(コブクロ)

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2. コメント映像(中ノ森BAND)

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3. コメント映像(絢香)

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4. コメント映像(SUEMITSU & THE SUEMITH)

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ストーリーを煽りたてるロックのリズム

 観月ありさ主演によるキャビンアテンダントの奮闘劇『CAとお呼びっ!』の主題歌は中ノ森BAND 「Fly High」。ドラマ主題歌としては2作目だが、デビューからの5作が全てテレビ番組のテーマという、彼女たちの持ち味である“キャッチーなロック”を発揮、ドラマの内容とリンクするかのような前向きなメッセージと溶け合って実に気持ちいい。
 充電期間を経て、さらにスケールアップした吉川晃司「サバンナの夜」は、グルーヴィーな匂いが心をかき回す、吉川節全開のダンスチューン。この曲が使われる番組がなんと『新・桃太郎侍』。知る人ぞ知る時代劇の名作の25年ぶりのリメイク。時代劇と吉川’sグルーヴ。このミスマッチ感はとめどなく熱く印象的だ。
 25年ぶりのリメイクに対し、20年ぶりの再発売となるのは、アン・ルイス「あゝ無情」。歌謡ロックというジャンルを打ち立てた彼女の代表作であり、30代以上にとってカラオケの定番とも言える作品。“古さを感じさせない”ノリはさすが。米倉涼子と松下由樹のバトルが楽しみな『不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜』のストーリーを煽りたててくれそうだ。

中ノ森BANDの写真

中ノ森BAND
 【関連特集】ガールズバンド特集

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吉川晃司

   
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Every Little Thing
 シングル「ハイファイメッセージ」インタビュー

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SUEMITSU & THE SUEMITH

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絢香
 シングル「I believe」インタビュー

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柴咲コウ
 シングル「影」インタビュー

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コブクロ

心地よいメロディーとハーモニー

 阿部寛扮する主人公に3人の女性が絡むラブ・コメディ『結婚できない男』の主題歌を歌うのはEvery Little Thing。「スイミー」はタイトルにもある、泳ぐようなフロー感を持った持田香織のボーカルが、滑り出していくサウンドと溶け合って心地よい突き抜け感を提供してくれる。
 今期唯一、新規のシリーズとしてスタートする“刑事もの”の『PS―羅生門―警視庁東都署』。その主題歌を担当するのは、これがドラマタイアップ初となる風味堂。しかし、この主題歌「愛してる」が泣かせる。ラブソングの王道をいくストレートな思いを綴った歌詞は悲しく切なくも美しい。感動を呼ぶこと必至だ。
 篠原涼子とナイナイ矢部浩之によるトラブル・コメディ『花嫁は厄年ッ!』の主題歌は、これがセカンド・シングルとなるSUEMITSU & THE SUEMITH「Astaire」。なつか新しい洋楽のフレーバー漂う白眉の1曲。このウォール・オブ・サウンドはカッコよすぎだ。
 長瀬智也主演の学園もの『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』の主題歌を歌うのは、その長瀬率いるTOKIO。注目はその作詞・作曲。なんと中島みゆき。みゆき節が見事に長瀬の持つグルーヴ感にハマった。その力強さに彼らの新たな鉱脈を発見した思いがする。
 伊東美咲に亀梨和也というコンビで制作される“月9”の『サプリ』。主題歌はデビュー曲「I believe」もドラマ主題歌として大反響を巻き起こした絢香の新曲「Real voice」。躍動感、リズム感など今回も聴きどころ満載。この人の歌の引き出しはどうなっているのだろうと思わせる完成度の高さが眩しい。
 TBS系が『セカチュー』『イマアイ』に続く“純愛3部作”の締めくくりとして送り出すのが『タイヨウのうた』。ドラマ版の主題歌を歌うのは、このジャンルのドラマのテーマでは絶対的な実績を持つ柴咲コウ。今回の「invitation」はバラード系のイメージの強い彼女には珍しい、ビートとスピード感に満ち満ちたチャレンジングな1曲。ボーカリスト柴咲の可能性を覗かせる作品だ。
 速水もこみち初主演ドラマの『レガッタ』の主題歌を担当したのはコブクロ。しっかりと練り上げられた彼らの世界観はここでも健在。「君という名の翼」を聴くと、まだ見ぬドラマの一場面がありありと目の前に浮かんでくるから不思議。力強く優しいメロディとハーモニー。彼らのすごさを思い知らされるナンバーである。

ジャンルを超えた自在な音楽スタイル

 田村正和主演のホームドラマ『誰よりもママを愛す』の主題歌「惑星タイマー」は杏子、山崎まさよし、スガシカオなどによって組まれたユニット福耳の最新作。この曲の中心となっているのは作詞・作曲も手がけたスキマスイッチ。同じ事務所のオールスターキャストによるあたたか〜い1曲。幸せな気分に浸れる4分40秒だ。
 実存する高校のダンスドリル部の話を下敷きに描かれる青春ドラマ『ダンドリ。〜Dance☆Drill〜』の主題歌は、成長著しいバンドUVERworld「SHAMROCK」。自在な音楽スタイルを持つ彼らならではのスリリングな展開が番組に新たなスパイスをもたらしそうだ。
 藤井フミヤが主題歌を受け持つ『下北サンデーズ』は、あの『池袋ウエストゲートパーク』の原作者・監督が再びタッグを組んだ話題作。主演の上戸彩の演技にも注目だが、この主題歌「下北以上 原宿未満」のもつアコースティック感も侮ってはいけない。あの名作「TRUE LOVE」をも彷彿とさせる心に優しいナンバー。思わず口ずさめる覚えやすさも魅力。
 立て続けにリリースを重ねているmihimaru GTもこの夏のドラマ主題歌組に名を連ねている。その新曲「いつまでも響くこのmelody」は、バース部分にビッグバンド・ジャズの名曲「イン・ザ・ムード」を据えたユニークな構成。Hirokoの泣きのボーカルも活きていて、そのポテンシャルを示すメーターはオーバーリミット。おもちゃ箱のような楽しさだ。(文:田井裕規)

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福耳

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UVERworld
  シングル「Colors of the Heart」インタビュー

藤井フミヤの写真

藤井フミヤ
 シングル「君が僕を想う夜」インタビュー

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mihimaru GT