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WORLD ORDER SPECIAL INTERVIEW 成功させないと次には行けない 第1章の終りであり第2章のスタート

WORLD ORDER初のDVDは、4月に行われた武道館ライブの模様を収録! 360度から見渡せるセンターステージでの圧巻のパフォーマンスは必見☆ そして、新メンバー・富田竜太を迎えて、WORLD ORDERの第2章が始まります!

WORLD ORDERとしてひとつの転換点だった

――富田竜太さんが新加入されましたね。
富田 ハイ。よろしくお願いします!
須藤 彼は就職が決まっていたんだけれど、蹴ったんです。
富田 ハイ。入社3日前くらいに辞退して、第1志望のWORLD ORDERに就職しました(笑)。昨年もサポートメンバーとしてやっていたんですけれど、正式メンバーになることができて身が引き締まる思いです。
須藤 とみぞーのいいところは、居てもいなくてもわからないところです(笑)。でも彼のような存在って本当に貴重なんです。基本的にウチのメンバーは癒し系なんですが、またひとり増えました。
富田 ありがとうございます(笑)。
須藤 今回の武道館ライブには参加していないんですけれどね。
富田 見に行かせていただいたんですけれど、本当にスゴイです。舞台の演出もすごく凝っていたし、次回は僕も立ちたいと心から思っていたので、加入できたことはとてもうれしいです。
須藤 けっこう綱渡りだったので、無事成功してよかったです。というのは、WORLD ORDERとしてひとつの転換点だったので、第1章の終りであり第2章のスタートを上手く切れるか? っていう話をメンバーにもしていて。これを成功させないと次には行けないと思っていたんです。その締めくくりに、けっこうヘビーな対戦相手を選んだ感じですね(笑)。

――本当にすごかったです。釘づけになりましたし、頭のなかが一種のトランス状態になりました。お客さんが微動だにせずステージを見つめている映像がシュールでしたけど。
須藤 (曲は)4つ打ちなのに、誰も乗らないんです(笑)。WORLD ORDERのライブは毎回そうなるんですけどね。毎回不思議な光景だって言われます。でも通常のライブというよりも、ひとつの演劇というか舞台として見せようとしているので、望んだ形ではあります。

――DVDをご覧になっての感想をお願いします。
須藤 今回のライブまでに産みの苦しみがあったので、「ようやく!」といった感じですね……。“伝説のライブにしよう”という意気込みどおりのライブになったと思います。
高橋 舞台に立っていると、全体の映像がどうなっているのか全然わからないんですよ。で、あらためてDVDを見させていただいて「こんなにすごい映像のなかで踊っていたんだ!」ってことに驚かされて、CDショップで予約しました。

自分たちのイメージを大きく超えていた

――え、“予約しました”!?
高橋 ハイ。5枚予約しました(全員、笑)。
森澤 (笑)発売前に、関係者のみで試写会を行ったんですよ。見ているとカッコいいシーンで“お〜!”って歓声が上がっていましたね。でも、よく考えたら、そのステージを作り上げてくださっていた照明さんとかスタッフの方が歓声を上げているのはおもしろいなって。それだけ振り付けとか照明とか、すべての要素が生かされたカメラワークであるということなんですよね。それだけカッコよく素晴らしい作品に仕上がっているのでぜひ見てほしいなと思います。
落合 DVDを見て、リハが大変だったな……と思い出しましたね。今回、360度対応の振り付けに変更する部分だったり、演出上の変更点がかなり多くて。それをみんなで考えたり身体になじませるのが大変だったので、そんなリハーサルを越えて、みんなでひとつの作品を作る事ができてうれしかったです。
内山 本当、リハーサルは大変でしたね……。でもDVDになると、ライブという枠を超えた楽しみ方ができるんですよね。見ていて本当におもしろかったです。
上西 作品を作るときって自分たちのイメージをどう表現するか? というところですよね。で、今まではそのイメージの範ちゅうを超えることってなかったんです。でもこのDVDを見たら、実際自分たちのイメージを大きく超えていて。結果として自分たちが作りたかった以上のモノができたんじゃないかな? と思いました。(森澤)祐介さんも言いましたけど、自分たちが出ているのに感動できる作品でしたね。
富田 客席から生で見ていた人はずっと同じ視点でしたから、このDVDだとすべてが美味しい角度から見られるので、ぜひそこを楽しんでほしいですね。
須藤 そんな営業トークじゃダメだな。
富田 (笑)本当にいいとこ取りのDVDですので、ぜひいろんな角度から……。
須藤 そこ、押すねぇ(全員、笑)。

――ソロコーナーはみなさんの個性が出ていておもしろかったです。
須藤 ずっと全員が揃った動きをやっているので、箸休め的なところでもあり、ライブでは毎回やっているんですよ。でも……他のメンバーのソロってやっぱり意識するの?(と落合に振る)
落合 う〜ん、意識……(笑)まぁやっていることが全員違うので……どぉ?(と、上西に振る)
上西 やっぱりいいソロを見ると、気持ちが上がりますよね。自分は今回トップバッターだったので、次につなげたいというイメージを持ってソロをやっていました。
須藤 ジョニーのソロ、気合い入っていたもんね。
上西 普段のシンクロとはまた違った感覚が、ソロのときにはあります。
須藤 それぞれのメンバーのファンもいますので、そういった意味でグループ内のお互いへの意識っていうのは、ウチのメンバーには必要な要素だなって僕は思っていて。みんな草食系というか見た感じも穏やかじゃないですか。

――ハイ。とても。
須藤 対抗心がないので……あ、でも最近意識し始めた?(と、落合に振る)
落合 いやいやいや(笑)!
須藤 お互いを意識するっていうのは大事なことなのでね。

――総選挙、やってみます?
須藤 いつかはやろうかな? と思ってます。
全員 (笑)!
須藤 大丈夫だよ、どうやったって神セブンなんだから。
全員 おおーっ(拍手&笑)!

――そういう楽しみも、今後アリということで(笑)、ここを見てほしいというポイントを教えてください。
上西 今回の特徴として、生演奏っていうのはひとつの要素だと思うんです。すごい機械的な動きのなかにダブルカルテットが入ってきたり。そういうところにライブ特有のナマ感があると思います。あとはやっぱり最後の曲に入る瞬間は、元気さんを中心にいろんな映像が入っていて、そのなかにいる自分が感動してしまっていたんですよ。
須藤 僕、最後の曲は“あぁ、これで終わりだ……”って(笑)。緊張感が最初から最後まで続くので、ちょっとホッとするというか。気は抜けないんですけどね。360度って逃げ場がない。そこが今回の見どころでもあります。
(文:三沢千晶)

DVD&Blu-ray情報

須藤元気 Presents WORLD ORDER in 武道館

 WORLD ORDERが初となるライブBlu-ray&DVDをリリース。4月20日に行われた武道館ライブの模様を完全収録。
 360℃から見渡せるセンターステージでのパフォーマンスに加え、ダブルカルテット(弦楽器)、キーボードの生演奏が加わり、ここでしか見られない1夜限りのパフォーマンスを披露。今回のライブ撮影のために特注された世界最大の円形レールなど駆使して撮影された映像は彼らのパフォーマンスの魅力を余すことなく映し出す。

DVD&Blu-ray『須藤元気 Presents WORLD ORDER in 武道館』公式サイト
(C)2013 PONY CANYON INC./Crystal Navigation Inc. 

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