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U-KISS『難度の高いパフォーマンスでの苦労話とは!?』

 NHKよる★ドラ『書店員ミチルの身の上話』の主題歌でもある、新曲「ALONE」は野性味満点のワイルドナンバー。今作の意気込みや難度の高いパフォーマンスの苦労話と共に、それぞれが思う“孤独観”について語ってもらいました。

ダンスの練習は死にそうになった……

――ポップで爽やかなシングルが続いていましたが、今回は一転。スピーディー&ワイルドなナンバーですね。
スヒョン初めて聴いたときはビートが速すぎて、U-KISSができるのかなって心配になりました。
フン曲調の激しさにもびっくりして、大丈夫?って思ったよね。でもレコーディングして振り付けしてミュージックビデオ(MV)を撮って、1つひとつ出来上がっていくたびにだんだんと自分たちにぴったりと合う曲になっていったかなと。
キソプ僕もやり終えて正直、ホッとした。最初はこんなにテンポが速くて、ダンスはどうなるんだろうって思ったけど。
ドンホ実際、ダンスの練習は死にそうになったしね(笑)。でも今はステージでやるのが楽しみ。絶対カッコ良くなるだろうなって、想像ができるので。

――振り付けも斬新で複雑ですよね。MVではそれを完璧に仕上げていて、メチャメチャかっこよかったです。
スヒョンありがとうございます!パフォーマンスするときは、自分が一番カッコイイ!って思いながらやっていて。こういう曲は自然と興奮するんですよ。
ケビン出だしから高まっていって、サビで一気に爆発する感じがいいんですよね。
キソプでも撮影はハードで最後のほうはみんなクタクタ(笑)。しゃがみながら踊るダンスとかキツい振りも多くて。
フン僕は一番年上のスヒョンがケガをしないか心配でした。
スヒョンで、ホントに膝を痛めました(笑)。練習のときも本番みたいに踊ったから、立てないぐらい痛くなってしまって。最終的に立ったまま踊る振りに変えたんです。僕のせいでみんなに迷惑かけてしまって申し訳ない……。
フンいや、スヒョンさんのせいというよりスヒョンさんのおかげ?ちょっとラクな振りになったので(笑)。それでも十分、カッコ良く仕上がったと思いますよ。


――最後のほうで全員が揃ってジャンプするシーンもインパクトがありました。
キソプあそこは20回ぐらい飛んで、それを3台のカメラで撮ったんですよ。
スヒョンしかもただ飛ぶだけじゃなく、ジャンプした瞬間にポーズを取らないといけない。そのタイミングを合わせるのが難しかったけど、かなり迫力のあるシーンになったんじゃないかな。

――そんなパフォーマンスに加え衣装も凝っていて。ドレッシーなプリンス系、カジュアル系、アーティスティック系とそれぞれまったくイメージの違う3パターンの服を着こなしていますね。
イライ僕はそのなかでもストリートっぽいカジュアルなタイプが好き。普段着もああいう強めな感じの服をよく着るので。
スヒョン僕は全部気に入っています。衣装によってロマンティックだったりクールだったり、いろんな顔を見せているから。
ドンホしかもそれが次々と入れ替わって、シンクロしていくっていう。
フンU-KISSはいつも男っぽいなら男っぽい、セクシーならセクシーと曲ごとにひとつのカラーを出してきたけど、この曲はあらゆる魅力を見せているんですよね。

寂しがり屋それともひとりを楽しむタイプ……

――歌詞も曲に合わせてすごくエモーショナルな内容ですが。
ドンホ実は僕は正直、意味がよくわからない部分があるんですよ(笑)。
フン日本語の歌詞は深いから難しいんですよ。
ドンホそう。韓国ではあまり言わない比喩的な表現が多い。<この部屋だけモノクロに変わる>とか停電したの?って(笑)。


――何かショックなり悲しいことがあって、世界が色あせて見えるってことかなと。そういう経験ってありません?
フン昔、膝をケガしてテコンドーをあきらめた時は、そんな気持ちになったかも。
スヒョン僕は子どものころ、お父さんを亡くしたときは世界がモノクロに見えました。いま、考えてもショックですね。

――それは究極ですよね。この曲もある意味、大切な人を失った喪失や孤独=ALONEがテーマですが、自分がひとりぼっちだと感じることはありますか?
フンファンとメンバーがいるから孤独を感じることはありません。それに僕は寂しがり屋なのでひとりは絶対イヤです。
キソプ日本にいるときはメンバーと共同生活をしているし、スタッフもたくさんいるからいいけど韓国に帰るとちょっと寂しいです。急に周りにいる人が減るから。
イライ僕はいまひとりで楽しむことを覚えているところかな。誰かに寂しさをまぎらわせてもらうんじゃなく、ひとりでも平気でいられるようにならないといけないので。
ドンホ僕は孤独を楽しむタイプだから、むしろひとりが好き。旅行も映画もあえてひとりで行くし、日本でも休日は自転車に乗っていろんなところを回っています。他の人がいないほうが気を使わないし、自由で気楽なんですよ。
スヒョン僕も悲しい映画やドラマを観るときは、ひとりのほうが誰の目も気にしないで泣けるからいい。ただ、ごはんを食べるときだけはひとりだとツラいかな。
ケビン僕は昔は寂しがり屋だったけど、最近はひとりで静かにいるのが好きになってきた。それはそれでちょっと寂しいけど(笑)。

――いや、大人になったんじゃないですか?
フンじゃあ僕はまだ子供!

――開き直ってる(笑)。
フン男はオジサンになっても一生、子供なんです!

――今回はカップリングもダークなナンバーで、全体的に大人っぽくて男らしいイメージですが。メンバーのなかで一番“男っぽい”人は誰だと思います?
フンスヒョンかな。ステージでは怒りを爆発させてすごくパワフルなので。
スヒョンそれはステージの上だけ。普段は優しいですよ(笑)。僕はドンホだと思う。一番年下で愛嬌のある感じだったけど、最近ホントに“男”になった。カリスマ性も出てきて、ステージでは近寄りがたいぐらいなんですよ。
ドンホ僕はずっと可愛い可愛いって言われてきたけど、今回の曲からカッコいいって言われたくてイメージを変えているんです。髪も伸ばしてちょっと大人っぽい雰囲気にしたいなと。
スヒョンでも、今回はU-KISSとしてもワイルドでパワフルなイメージを見せていきたいと思っていて。ドラマの主題歌にも選ばれたし、「ALONE」で1を狙っていきたいんですよ。
フンそのためにも、もっと体力をつけてワイルドになるよう頑張ります!
(文:若松正子)

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