ORICON STYLE

“一瞬=決断”――その連続で今がある

――今回の曲はどんな方向性でスタートしたんですか? 【TAKUYA∞】 今回は“一瞬の刹那の輝き”みたいなものをテーマにしていて。例えば、ライブでワーッと楽しんだり感動するって一瞬じゃないですか。昔はそういう一瞬だけのものには意味がないと思っていたんだけど、東日本大震災後ぐらいから一瞬ってわかっていてもいいじゃないかと。むしろ俺はその一瞬を掴みにいこう、瞬間瞬間の積み重ねのなかにある、永遠を生きてやろうって思ったことが曲を書き始めたきっかけなんです。

――“Trigger”という言葉には決断=自分で引き金を引き進んでいくっていう意味も込められている気がしたんですが。 【TAKUYA∞】 それもあります。“一瞬=決断”でもあり、その連続で現在の立ち位置に立っているっていう意味がある。Aメロの<流されて来たわけじゃない>って歌詞なんかはまさにそうです。

――他のメンバーにはそういう歌詞のイメージは説明するの? 【TAKUYA∞】 基本はしないです。真太郎なんかは聞いてもこないし(笑)。
【真太郎】 正直、曲を作っているときはドラムばかり気になって歌詞はあまり見てないんですよ(笑)。で、あとから歌詞を読んでなるほどなって納得する。解釈は違うかもしれないけど自分なりのイメージで捉えていますね。
【TAKUYA∞】 だから信人あたりは間違って捉えていると思いますよ。「7つ目の引き金は俺のことを歌ってるんやろな。TAKUYA∞、友情ソングをありがとう」って勘違いしてるかも(笑)。

――(笑)。今回もテンポが速くて展開がめまぐるしく変わる曲調ですが、歌入れはどんな感じでしたか? 【TAKUYA∞】 難しかったです。リズムが正拍だけじゃなく裏も入ってくるからうっかりしていると乗り遅れるし、言葉でグルーブを生んでいかないといけないから大変で。

――“曲を書いている本人も乗り遅れることってあるんですね。 【TAKUYA∞】 ありますよ。曲の良さについていきたいと思えば思うほど、自分のスキル以上のものを総動員しないとできない。
【真太郎】 ドラムもそれはめっちゃある。ライブとかで4年前に作った難しい曲とかをたまに引っ張り出してくると、“当時は何でこんなことやったんだろう?”って演奏する以前に理解ができない(笑)。特にデビュー当時の曲はそれなりにアレンジを直しているけどぶっちゃけ、今やるのは大変です。
【TAKUYA∞】 俺も昔の歌詞でしゃーないもの書きやがってっていうのはありますね。でも逆にいい意味でこの時だから書けたっていうのもあって、バラードとか恋愛モノは全部そう。それこそ刹那の想いで書いていたんでしょうね。

“究極の決断”をしていなかったらUVEWRworldが存在しなかった……

UVERworld

――話は変わりますが“Trigger=決断”ということで、2人が今までに下した“究極の決断”エピソードを教えてもらえますか? 【真太郎】 僕は東京に出てくるタイミングで大学を辞めたことですね。それを親に言うときはちょっと緊張しけど、オトン(父親)は「(大学を)やめろやめろ」ってむしろ食い気味で乗り気だったっていう(笑)。
【TAKUYA∞】 俺はバンドを結成するときに、彰に声を掛けたこと。実はヒコっていう親友がいて最初はそいつにギターをやってもらうつもりだったんだけど、志しの高さが彰のほうが圧倒的に高かったんです。で、それをヒコに話したときみんなで鍋をやっていたんだけど、ケンカになって鍋がバーンとひっくり返って……。今思えばそのときバンドが遊びから本気になった瞬間で、ヒコにしていたら今、俺たちは絶対にここにはいなかったと思う。

――ヒコさんがこれを読んだら複雑ですね。 【TAKUYA∞】 いや、今も親友だしめっちゃいいヤツなので大丈夫。というか、むしろ読ませたい。だって当時、ヒコに楽譜を渡したら、家のゴミ箱に捨ててあったんですよ。ヒコじゃなくて、彰で本当によかったです(笑)。

(文:若松正子)

RELEASE

7th Trigger【初回限定生産盤】 CD購入(Amazon) CD購入(HMV) このCDについて語ろう! 7th Trigger
【初回限定生産盤】

UVERworld
2012/03/28[シングル]
価格:\1,529(税込)
ソニー・ミュージックレコーズ
品番:SRCL-7911/2

7th Trigger CD購入(Amazon) CD購入(HMV) 着うた®配信 7th Trigger
UVERworld
2012/03/28[シングル]
価格:\1,223(税込)
ソニー・ミュージックレコーズ
品番:SRCL-7913

PROFILE

UVERworld(ウーバーワールド)
TAKUYA∞(Vo)、克哉(G)、彰(G)、信人(B)、真太郎(Dr)の5人組。
2002年6月に結成。
バンド名の由来は、“自分達の世界をも越える”と言う意味を持つ。
疾走感溢れるロックなアプローチから、心地よいクラブミュージックのアプローチまで、オリジナル度が高い次世代のサウンドを紡ぎだす。
2005年7月6日、シングル「D-tecnoLife」でデビュー。4位を獲得し、3週連続TOP10入りを果たす。
2006年2月15日、アルバム『Timeless』をリリース。5位を獲得。
2007年2月21日、アルバム『BUGRIGHT』をリリース。
2008年1月16日、アルバム『PROGLUTION』をリリース。
2009年2月18日、アルバム『AwakEVE』をリリース。
2009年12月9日、アルバム『NEO SOUND BEST』をリリース。
2010年4月14日、アルバム『LAST』をリリース。
2011年6月1日、アルバム『LIFE 6 SENSE』をリリース。
2012年3月28日、シングル「7th Trigger」をリリース。

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