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YUKI史上初のコラボ楽曲も収録!JAY'EDら新鋭アーティストとの“こだわり抜いた”ダンスミュージックアルバムが完成!
Jazztronik Special Interview
 昨年は『逃亡弁護士』や『リアル・クローズ』などドラマ音楽を手がけたほか、映画『死刑台のエレベーター』主題歌を担当するなど多彩に活躍するJazztronik。約2年半ぶりとなるオリジナルアルバム『Dig Dig Dig』は、様々なものを掘り起こしてミックスすることで、新たなダンスミュージックを提示したアルバムになった。
とにかく楽しいアルバムにしようと「Dig」しました

――今作は様々なビートを取り入れていますね。
【野崎良太】 
今回どんなことをやろうかと考えたとき、自分の好きなダンスミュージックを掘り起こして自分なりに再構成して、とにかく楽しいアルバムにしようと思いました。『Dig Dig Dig』というタイトルですが、DJがレコードを掘り起こすことを「Dig」と言います。ダンスミュージックの掘り起こし、そして初めてコラボするアーティストの掘り起こしといった、様々な意味を込めています。

――歌ものを多く入れようというのも最初からですか?
【野崎】 
ダンスミュージックで明るく楽しい音楽というテーマがあったので、そこには当然歌も必要だと考えていました。フィーチャリングボーカルは、今回は新たな人を探してみようと。あえて今まで一度も接点のなかった方にお願いしています。

――パッと目に付くのは、1曲目「Flash Light」のJAY’EDさんと、6曲目「Apathy」のMaia Hirasawaさんですね。
【野崎】 
「Flash Light」は、アース・ウィンド・アンド・ファイアが、今ダンスミュージックをやったらどうなるのか?と考えて作ったもの。ポップなコード進行を、アレンジでいかにかっこよくできるかにチャレンジしています。JAY’EDさんなら、よりかっこいいものにしてくれそうだと思ってお願いしました。「Apathy」は、ホームパーティーとかで流れているような雰囲気の曲。海外でよくホームパーティーに呼ばれるのですが、好きなレコードやCDをかけてみんな踊っていて、すごく陽気なのが良いなと思って。Maiaさんは、テレビで流れていた『レクサス』のCMで彼女の歌声を聴いた時から気になっていて。あと「Deja vu」に参加してくれたAISHAさんは、まだすごく若いけど、元気の塊みたいな人でしたね。

Dig Dig Dig ――YUKIさんをフィーチャーした「ベッドタイムストーリー」は、昨年公開の映画『死刑台のエレベーター』主題歌なので、今回のアルバムの流れとは少々違いますね。
【野崎】 
これはシングルでしか出していなかったので、ぜひアルバムにも入れたいなと思って。YUKIさん自身、これが初コラボだったらしいです。僕はYUKIさんに対してパワフルで元気なイメージを持っていたので、あの声で、本格的に作ったオケを歌ってもらったら良い化学反応が起きるんじゃないかな?と思ってチャレンジしました。

コラージュで“いろいろな要素が入っているアルバム”を表現!

――ダンスミュージックという点で、最もこだわったのはどういう部分ですか?
【野崎】 
音作りにこだわりましたね。音にうるさい方が聴いたら、“他のダンスミュージック作品とは音色が違う!”と、気づいてもらえるはずです。ダンスミュージックは音圧があって“ドンッ”てくるものが良いと思うし、温かみのある音が好きなので、そこにはこだわりました。リスナーのみなさんには、単純に楽しいアルバムなので、まずそこを聴いてもらいたい。マニアックなファンの方には、音作りの部分で楽しんでいただければと思います。

――ジャケットのアートワークもすごくにぎやかで、このアルバムの雰囲気をよく表していますね。
【野崎】 
友達が雑誌を切り抜いて、顔はこの人で服はこっちで、足はまた別の人って感じでコラージュしていたのを思い出したんです。それってすごいアートだし、DJがレコードを掘り出す作業に似ていると思って。ひとつの絵として、“いろいろな要素が入っているアルバム”という部分を上手く表現してもらった感じですね。

――ちなみにJazztronikという名前で、ジャズと思って手に取るリスナーもいるかもしれませんね。
【野崎】 
その人には、ごめんなさい(笑)。もちろんジャズ要素もあるけど、ジャズっぽいソロのようなパートは今回極力減らしてあるので。だからジャズのテイストをもっと楽しみたい方は、ライブに足を運んで頂ければと思います。

(文:榑林史章)

リリース情報 Dig Dig Dig

Dig Dig Dig 
Jazztronik

2011/06/08[アルバム] ¥2,800(税込)
ポニーキャニオン PCCA-03414

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【収録曲】
1 Flash Light feat.JAY'ED
2 Deja vu intro
3 Deja vu feat.AISHA
4 Walk on(Album ver.)
5 Today feat.Giovanca
6 Apathy feat.Maia Hirasawa
7 The Seventh Sense
8 Vamos la
9 Now's the time feat.Tommy Blaize
10 Dare feat.Mika Arisaka & Eliana
11 守破離
12 Resolver
13 Humming Bird feat.Mika Arisaka & Eliana
14 Epilogue〜march of the toys〜
15 ベッドタイムストーリー
16 BRA.Steppers feat.Robert Gallagher
プロフィール

Jazztronikとは、野崎良太が率いる特定のメンバーを持たない自由なミュージックプロジェクト。サウンドプロデューサー、リミキサー、ミュージシャンとしても数多くのアーティスト(葉加瀬太郎、布袋寅泰、Mondo Grosso、m-flo、TRF、Crystal Kayなど)とコラボレーションを重ねる。 近年は『未来講師めぐる』、『リアル・クローズ』、『Love Game』、『逃亡弁護士』などのドラマ音楽も手がけ、活動の幅を広げている。また、海外でも活躍しており、ロンドン、ニューヨーク、パリ、ローマなどでライブやDJ、フェスに参加し、好評を得ている。
2003年6月、アルバム『Horizon』メジャーデビュー。
2010年4月末、ヨーロッパライブツアーを敢行。『Southport Weekender』など多数のフェスに参加。
2010年7月、セレクトショップ・Tomorrowlandとのコラボレーションアルバム『Bon Voyage!』をリリース。
2010年9月、映画『死刑台のエレベーター』(主演:阿部寛、吉瀬美智子、北川景子、玉山鉄二)の主題歌「ベッドタイムストーリー feat. YUKI」リリース。
2011年1月、トヨタ『LEXUS CT200h』のスペシャルサイトに出演&BGMを担当。
2011年6月8日、アルバム『Dig Dig Dig』をリリース。

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