ORICON STYLE

Check 2010年10月20日

「自分の言葉で歌いたい!」と歌詞を自分で書き直した

――オリジナルとしては1枚目となるアルバム『つるばむ』が遂に完成しました。ご自身ではどんな作品にしたいと考えていましたか?
【つるの剛士】 昨年、カバーアルバムを2枚出させてもらったので、今作ではカバーさせてもらったアーティストのみなさんに、曲作ってもらって歌いたいなって思っていたんです。それで、岸谷(奥居)香さんにPRINCESS PRINCESSの「M」のアナザーソング的な意味合いで作ってもらった「Love Letter」、KANさんの指揮で管弦楽団と一緒に生で歌った「大きな夢 小さな声」ができました。でも、フタを開けてみたら、結構、自分で詞を書いちゃったな、みたいな(笑)。
――世界柔道の応援歌に起用された「メダリスト」を含む、計4曲の作詞を手がけています。
【つるの】 そんなつもりはなかったんですけどね(笑)。「メダリスト」と2曲目の「正直者」は、もともと違う歌詞がついていたんですよ。でも、どっちの曲も“応援歌”なので、自分の言葉で歌いたいなって思っちゃったんですよね。ジャンル的にも自分がずっと歌ってきたバンドサウンドということもあって、どうしても自分の言葉で歌わないと嫌だなって思って。
――「伝えたいこと」も同じ理由からですか?
【つるの】 そうですね。タイトルが「伝えたいこと」だから、自分の言葉で伝えないとなって思っちゃったんですよね(笑)。でも、結局は、“伝えたいことは言葉では伝わらないな”ってことが言いたかったっていう。「伝えたいこと」って言いながら申し訳ないんですけど(笑)。言葉では伝わらない想いとか情熱とか、自分の生き方みたいなものが伝わるといいなって思いますね。あと、もう1曲の「はやぶさ」は、小惑星探査機“はやぶさ”のことを書いていて。
――どうしてはやぶさをテーマにしようと思ったんですか?
【つるの】 はやぶさが好きで、飛び立ってからずっと追いかけていたんですよ。で、地球に帰ってきたときの映像を見たら、泣けてきちゃって。燃え尽きて星になったじゃないですか。世界的にはすごいことをやってるんですけど、当時日本のニュースではすごく小さくしか扱われなくて。そこで、「もう、俺がテーマソングを作っちゃおう!」って思って(笑)。そういう個人的な想いで書きました。自分がやっていた『ウルトラマンダイナ』も、最後はブラックホールに吸い込まれて散ってしまうし…、どうやら、蝉とか花火とか、パッションでドン!と出て、儚く散っていくものがすごく好きみたいです(笑)。

マーシーの書き下ろし楽曲に「鳥肌が全身にぶわって立った」

――(笑)。今作には東京スカパラダイスオケーストラや、ザ・クロマニヨンズの真島昌利さんなど、豪華アーティストからの提供曲も収録されてます。
【つるの】 夏をテーマにしたパーティーチューン「夏のわすれもの feat.東京スカパラダイスオーケストラ」でコラボしたスカパラさんとは、昔っからの知り合いなんですけど、マーシー(真島昌利)さんにはダメ元でお願いしたら、書いてくださって。しかも、「死ぬまで夢を見る男」は、完全に僕をあてて書いてくれているので、デモを聴いた瞬間に、鳥肌が全身にぶわって立って。僕、マーシーさんのこと、携帯の待ち受けにするくらい大好きなんですよね(笑)。だから、余計に、どう歌えばいいのか悩んだんですけど、結果、魂一発でストレートに歌わせていただいて。この曲でアルバムを締めくくっているので、ロックな感じのまま1曲目の「メダリスト」をループして聴いてもらえたらいいなと思いますね。
――「死ぬまで夢を見る男」をはじめ、“夢”っていう言葉がたくさん出てきますよね。
【つるの】 そうですね。KANさんに書いてもらった曲もそうだし、自分が書いた歌詞にも出てくる。夢っていう言葉がやたらにでてくるアルバムになったので、やっぱり、それがテーマだったのかなって思いますね。音楽っていうのは、自分の夢として常にもっていたものだったし、夢のひとつが叶った今、必然的に出て来るワードだったのかなっていう気がしますね。
――武道館を含むツアーで、ファンの反応を知るのが楽しみですか?
【つるの】 そうですね。まだどんな内容になるか分からないけど、とにかく「みんな元気?大丈夫?」みたいな感じで、普通に会いたいんですよね。なかなか直接会う機会がないので、早く会いたいなっていう気分がいちばん。あとは、昨年のツアーで「オリジナルで帰ってくるからね」って断言したので、その約束を果たしに行きたいと思ってますね。
――最後にORICON STYLE読者にメッセージをお願いします。
【つるの】 昨年たくさん聴いてもらったバラードを残しつつ、自分が今までやってきたロックな部分も出した、すごくカタログ的なアルバムになったと思います。だから、アルバムタイトルの『つるばむ』の間に入る言葉をみなさんに決めて欲しいんですよ。「つるの剛士の〜なアルバム」の“〜な”の部分。それが、“感動できる”なのか、“勇気がもらえるのか”、“前向きになれる”なのか……。僕はわりと器用な方なので、ここらへんでみなさんに、ぴしっと七三分けにしてもらえたらいいなと思っていて。今後のつるのは、どんな音楽をやっていけばいいのか。改めてみなさんに意見を聞いてみたいなと思いますね。

(文:永堀アツオ)

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つるばむ【DVD付】
つるの剛士
2010/10/20[アルバム]
¥3,500(税込)
ポニーキャニオン
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つるばむ【通常盤】
つるの剛士
2010/10/20[アルバム]
¥3,150(税込)
ポニーキャニオン
PCCA-03281

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【収録曲】
1.メダリスト
2.正直者
3.ありのまま
4.Love Letter
5.会いたくて
6.夏のわすれもの feat.東京スカパラダイスオーケストラ
7.はやぶさ
8.伝えたいこと
9.オレンジ
10.オメデトウ feat.KOHEI JAPAN
11.大きな夢 小さな声
12.新しい明日へ
13.死ぬまで夢を見る男

シュガーバイン/Two weeks to death

シュガーバイン/Two weeks to death
つるの剛士
2010/10/20[シングル] ¥1,050(税込)
ポニーキャニオン PCCA-70293

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