ORICON STYLE

2009年12月09日
行き場のない思いが曲に・・・

──ニューシングル「Light Infection」。たとえ痛みをともなったとしても自分の人生は自分の手で切り開くんだ、というような非常に強い意志が感じられる楽曲ですね。
【鈴木雄太】 そうですね。若さが前面に出てる曲だと思います。
【伊東賢佑】 青い部分が出ちゃってるね。
【鈴木雄太】 これを作ったきっかけは伊東が経験した、ある出来事なんです。そのことをイライラした感じで話されて、それを聞いてるうちに、こっちまでムカついてきちゃって。じゃあ、その気持ちをそのままドラムで表現してみようよっていうことになったんです。それで、そこに僕と金野も感情のままにギターとベースを合わせていって・・・みたいな感じで、すらっとできた曲なんです。

――そんなに腹が立つ出来事って、どんなことだったの?
【伊東】 具体的なことは、ちょっと言えないんですけど(笑)。でも生きていれば誰もが経験するようなことだと思います。自分ひとりじゃ、どうしようもない価値観とか文化の違いに関することですね。

――でも、こんなにカッコいい曲ができたんだからムカついたことも無駄じゃなかったですね(笑)
【伊東】 ですね。今となってはムカつかせてくれたことに感謝なのかな・・・いや違う!やっぱりムカつくことはムカつく(笑)。とはいってもレコーディングする頃には、もう、そんなことは忘れてましたけどね。ムカついた衝動のままに曲を作ったけど、もう今では演奏しててもムカつかないし。当初の想いは忘れて、とにかくグルーヴっていう部分を意識して気持ちよく叩いてますね。

他人に左右されず、自分自身で決めたい!

――本当にグルーヴ感は半端じゃない。イントロのギターリフから土ぼこりを舞い上げながら転がっていくイメージで。
【金野倫仁】 その、ちょっとダサカッコいい感じが、この曲の特徴っていうか。

――ダサい?カッコいいだけじゃなくてダサカッコいいの?
【金野】 泥くさくて、どこか古くさい要素もあって、そういう部分はダサっぽいんだけど、でも新しい要素もあって最終的にはカッコいい。そういう曲だと思います。ギターリフのフレージングなんて、もう今じゃ誰もやらない感じがあるでしょ?(笑)それをクールでカッコよく聴かせることに意味があるというか。

――確かに、どことなく70年代ロックのイメージがあるかも。例えばレッド・ツェッペリンとか。
【伊東】 実際、自分はボンゾ(ジョン・ボーナム)のドラムを意識して叩いた部分がありますね。ライブで演奏するときは最後の最後にボンゾのドラム・パターンをそのまま叩いたりもしてますし。でも別にツェッペリンみたいなことがやりたいわけじゃなく、そこに今の時代ならではの要素を、そしてPragueならではの要素をちゃんと足してますけどね。
【金野】 ギターがガツガツきて。ドラムも畳み掛けてきて。だからベース的には、あえてローをカットして重心を上げてます。厚みが増し過ぎてミクスチャーっぽくなるのを回避するために。

――そして歌詞。言葉の力を、ものすごく感じます。“丸くなるくらいなら暴れていたい”とか“固定概念を払いのけろ”とか。
【鈴木】 伊東から話を聞いて自分が思ったことを詞にしました。今の世の中って答えを押し付けてくる人が多いじゃないですか。何事に対しても“それは、こうなんだよ”みたいに。そういうことを言われたとしても最後は自分で決めたいと僕は思っていて。その姿勢を歌っています。

――この「Light Infection」はアニメ『銀魂』のオープニングテーマじゃないですか。それで知った子供達が“固定概念を払いのけろ”なんて口ずさんだりしたら・・・。
【鈴木】 親は心配しちゃうかもね(笑)。

(文:大野貴史)
RELEASE
Light Infection
Light Infection
Prague
発売日:2009/12/09[シングル] キューンレコード

【初回生産限定盤DVD付】
価格:\1,300(税込) 品番:KSCL-1516/7
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【通常盤】
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PROFILE

鈴木雄太(Vo&G)、金野倫仁(Ba)、伊東賢佑(Dr)による関東出身の3ピースバンド。
同じ高校で3年間同じクラス、軽音楽部、プライベートも一緒にいた腐れ縁の鈴木雄太とス伊東賢佑の2人が、同じ音楽専門学校に進み、2006年に金野倫仁と出会って結成。自主制作盤を2枚リリースしたことがきっかけで、レコード会社の目にとまる。
2009年9月9日、シングル「Slow Down」でキューンレコードよりメジャーデビュー。 2009年12月9日、シングル「Light Infection」をリリース。

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