「“みんなに喜んでほしい”。EXILEはいつもそのことだけを考えて活動しているグループであることを、この『愛すべき未来へ』というアルバムで証明したい」(HIRO)
2年振りのオリジナルアルバム『愛すべき未来へ』にEXILEが込める想いは格別だ。なぜなら新たなテーマ“EXILE GENERATION”を掲げ、7人から14人へ、という大きな変化を遂げた2009年を締めくくるアルバムだから。
「満を持して発表の日を迎えたんですが、反響の大きさには僕らも正直驚きました。とにかく14人になった僕らの魅力を直に感じてもらおうと臨んだ初めてのツアーは、ものすごく気合が入ったし、これまで経験したことのないような張り詰めた想いがありました。だからこそ各会場でファンのみなさんがとても温かく僕らを迎えてくださったのは本当に嬉しかったし、今まで感じたことのないような一体感を感じられました」(TAKAHIRO)
ツアー後にレコーディングに入ることは以前から決まっていたことだったが、ツアーでのファンとの愛と信頼に溢れた密度の濃いやりとりが、アルバム制作へのモチベーションを果てしなく引き上げることになる。満面の笑顔で自分たちのエンタテインメントを楽しんでくれている目の前の人たちを、もっともっと笑顔にしたいというEXILEの素直で純粋な想いをさらに燃え上がらせたのだ。
「感謝の気持ちは最高のエンタテインメントでお返しするのがEXILEなので、みなさんに喜んでもらうためにも、僕らが“これは最高!”と盛り上がる曲を集めて、デビューの頃から培ってきた“EXILEらしさ”と7つの才能が加わった“新しいEXILEの魅力”を感じてもらえるアルバムにしようと考えていました」(TAKAHIRO)
仕上がったアルバムは、ATSUSHIのソロ1曲、新加入のNESMITH、SHOKICHIの4人で歌った3曲を含め、全15曲が収録されている。アップテンポなナンバーもあるが、新曲のほとんどはバラード。季節感を意識して作品を送り出しているEXILEらしさの表れだ。初回生産限定盤にはX'mas CDもついている。
「自分たちがファンだとしたら・・・という発想から生まれたCDです。新曲やATSUSHIとTAKAHIROがアカペラで歌ったクリスマスソングも入っているので、きっと喜んでもらえると思います」(HIRO)

さらにDVDには、「ジーンとするはず」とHIROが太鼓判を押す「愛すべき未来へ」のアニメーションPVや「ふたつの唇」のPVの全貌がわかる完全版、『EXILE LIVE TOUR 2009“THE MONSTER”』の完全密着ドキュメント映像に、初DVD化となるツアー最終日のさいたまスーパーアリーナでのライブ映像を加えたドキュメント&ライブ映像も収録。常に“今、自分たちができること、持っているものをすべてエンタテインメントに注ぎ込む”というEXILEの精神が、ここにも発揮されている。すべてを注ぎ込んでも空っぽにならないのは、“究極のエンタテインメントを追求したい”というアーティストとしての本能が彼らを日々進化させ、誰も考えないような新しいことに挑戦させ続けているからなのだろう。そこで生まれる感動や驚きが人々をポジティブにし、結果的に世の中を明るくすることを彼らはよく知っている。そのための役に立てることが、アーティスト冥利に尽きることも。
「“愛すべき未来へ”というタイトルは、僕らのこの1年を象徴しているし、“現在のEXILE”を分かりやすく説明している言葉だと思います」(TAKAHIRO)
「今年1年の活動で、僕らの進むべき道が確信できた。あとはもうメンバー一丸となって迷いなく突き進むだけですね」(HIRO)
(文:木村由理江)