ORICON STYLE

2009年02月04日

TRIPLANE×スタ☆ブロ“白い花”Blog Photoコンテスト

アコースティックライブの経験が、アルバム制作に大きく影響した

──この『君に咲くうた』を聴き終えて、まず最初に頭に浮かんだのが“いい歌がいっぱい入ってる、いいアルバムだな”ということでした。言葉にすると、なんか普通になってしまうのですが。
【江畑兵衛】 あ、でも、そういうふうに思ってもらえるのが一番うれしいことなんですよね。純粋に“いい曲ですね”って言ってもらえるのって、やっぱりうれしいですよ。

──2007年の秋ぐらいから全国のイオンモールを中心に、ずっとアコースティックライブを展開されていたじゃないですか。
【江畑】 はい。今でも実は続けてるっていうか。もうライフワークのような感じになってますね。

──いわゆるライブハウスではない場所で不特定多数の人に向けてライブをやってきたことって、この今回のアルバムの制作に影響を与えているんでしょうか?
【江畑】 かなり。あのアコースティックライブがあったからこそのアルバムと言ってもいいくらいです。あのライブを経験しなかったら『君に咲くうた』は、また違った印象のアルバムになったと思います。

──それは、どのような影響ですか?
【江畑】 ステージが終わったあとに、その場でCDの即売会や握手会をやってたんですけど。そのときに、聴きにきてくれた方々と言葉を交わす機会がたくさんあって。そうすると皆さん口々に「やっと来てくれたんですね」とか「ずっと待ってたんですよ」って言って下さるんですよね。あと「TRIPLANEの曲を毎日聴いて日常の支えにしてます」とか「今日こうやって会えたので、また明日からがんばれます」とか。それらの言葉を聞いて、なんか自分たちの存在意義というか・・・この世で音楽を奏でてていいんだっていうことが保証されたような気がしたんです。正直に言うと、その部分でちょっと揺らいでいた時期もあったので、すごくうれしかったんです。で、そう言ってくれる人たちに応えたいな、という気持ちが生まれてきて。それと、まだ出会ってない人たちにも同じように感じてもらいたいな、という気持ちも。だから聴いた人の日常が少しでも明るくなったり、その人の心の中に幸せの花が咲いたりする、そんなアルバムを作りたいと思ったんです。そういうコンセプトの元に曲を書き下ろしていきました。

夢だったオーケストラとの共演が実現

──ラストを飾るバラード「君に咲く歌」の冒頭の<君と出逢った事が こんなにも素晴らしく 掛け替えのないものになるとは 思いもしなかった>というフレーズは、まるでアコースティックライブに足を運んだ人や、いつもTRIPLANEの曲を聴いている人に語りかけているみたいですもんね。でも、これはウェディングソングなんですよね?
【江畑】 そうです。ただ、そこは限定したくなかったので、どちらにも受け取れるように書いたつもりです。きっかけは親友が結婚することになったので、そのために作ったんですけど。それだけじゃなく、聴いて下さる方への気持ちも重ねています。

──オーケストラを配したアレンジがたまりませんね。
【江畑】 夢だったんですよ。いつか自分の曲でフルオーケストラをバックに歌うのが。それが、ついに実現しました。オーケストラの方々の演奏と一緒に歌も録ったので感動しました。

──聴いていても、めちゃくちゃ気持ちいいです。
【江畑】 僕が歌うボーカルブースの横の部屋には木管の方々がいたんですね。ガラスになってて少し見えるだけだったんですけど、そこでフルートを吹いてるお姉さんが・・・すごく綺麗だったんですよ(笑)。

──何の話ですか(笑)。
【江畑】 いや、だから、より歌唱に気持ちが入ったっていう(笑)。

──なるほど(笑)。で、そんな「君に咲く歌」の、ある意味で対極にあるのが7曲目の「around my life」。なんとダンスビートを導入したエレクトロニックなロックチューン。
【江畑】 TRIPLANEの新しい一面というか。サウンド的にも詞の面でも、このアルバムの中では異色ですよね。ストレスを発散するぐらいの気持ちでやりたいように作りました。ちょっとネクストステージに行き過ぎているかな、とも思ったんです。でも、こういう曲が入ることで、よりアルバムの基本コンセプトが浮き彫りになるような気もしたんで、収録することにしました。ネガティヴに感じるかもしれませんけど、こういう気持ちになることも、やっぱり日常にはあると思いますしね。そういう意味ではリアルな曲なんじゃないでしょうか。

──リリースの約2週間後、2月21日からは『TRIPLANE ワンマンLIVE TOUR 2009“君に咲くうた”』がスタート。
【江畑】 ここ1年ほどでたくさんのライブを経験したので、きっと成長した姿をお見せできると思います。あと、バンドとして体力がついて骨太になってきた実感もあります。

──ファイナルは地元、4月18日のZepp Sapporo!
【江畑】 道産子ミュージシャンにとっては憧れのステージなんです。そこでワンマンでファイナルを迎えられるってことで、ようやく5年目にして故郷に錦を飾るような気持ちですね。

(文:大野貴史)

君に咲くうた【初回生産限定盤DVD付】
TRIPLANE
2009/02/04[アルバム] 価格:\3,800(税込)
tearbridge records 品番:NFCD-27147/B

君に咲くうた【通常盤】
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2009/02/04[アルバム] 価格:\2,800(税込)
tearbridge records 品番:NFCD-27148

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PROFILE

江畑兵衛(Vo&G)、川村健司(G)、武田和也(B)、広田周(Dr)の4人組。
2002年4月、北海道札幌で結成。
2003年9月〜11月、新星堂オーディション『CHANCE!03』で北海道地区最優秀賞を受賞。島村楽器『HOT LINE 2003』コンテストにて北海道グランプリを獲得。NHK『WINTER SONG BATTLE』で決勝大会に出場。
2004年10月13日、シングル「スピードスター」をtearbridge recordsよりデビュー。同曲は、hitomiに楽曲提供している(2004年4月28日リリースの「SPEED☆STAR」)。
2006年10月18日、アルバム『home』をリリース。
2008年2月6日、アルバム『ココロ晴れたら』をリリース。
2008年7月16日、シングル「夏が終われば/ココロハコブ」をリリース。
2008年12月3日、シングル「白い花」をリリース。
2009年2月4日、アルバム『君に咲くうた』をリリース。

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