ORICON STYLE

2007年03月14日
倖田來未 SPECIAL INTERVIEW
映画&TVドラマで話題の新曲とアルバムに迫る!
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 映画『ステップ・アップ』の日本版主題歌「BUT」と、NTV系TVドラマ『愛の流刑地』の主題歌「愛証」という両A面シングルについて、深く語ってくれました。そしてアルバム『BEST〜BOUNCE&LOVERS〜』についてのエピソードと、盛りだくさんのスペシャル・ロングインタビューです。
様々な愛について書かれた最新曲
――まずは「BUT」というタイトルに込めた想いを教えてください。
【倖田】
 実はトラックメイカーの方が作ってくれたデモのタイトルがそのままなんです。海外の方だったので、仮歌はすべて英語だったんですよ。それをどうやって私なりに料理しようか考えたときに、トラックメイカーの方が曲に込めた想いを汲み取った曲にしたいと思って。それで、タイトルをそのまま使うことにしたんです。「BUT」って結構フックになる言葉だったし、頭に残るかなって。

――トラックを受けて、倖田さんが歌詞に込めた想いは?
【倖田】
 トラックを受けてパッと思いついたのが同性愛だったんですよ。私は相手が異性であろうと同性であろうと関係ないと思うタイプなんです。相手が誰であろうと“人を愛する気持ち”に変わりはないでしょ?“学校の先生に恋をしている”とか“友達の彼を好きになってしまった”・・・なんて禁じられた恋をしている男女も同じ。そこで“好き”という気持ちを殺してしまうのは悲しすぎますよね。愛は人間を豊かにしてくれる宝物だから。大事にして欲しいなって思います。

――映画『ステップ・アップ』の日本版主題歌ということで、映画とリンクさせた部分などがありましたら教えてください。
【倖田】
 もともと映画を意識して作った曲ではなかったので、繋がりはないかなと思っていました。映画ではバレエとHIP HOPのコラボレーションが描かれているじゃないですか。でも私のなかに固定観念があって、そのイメージができなかったんです。同性愛に関しても、固定観念を持っている人って多いと思うんですよね。私なりには、その辺の想いがリンクしたかなって。

――「愛証」について、TVドラマ『愛の流刑地』の主題歌って聞いたとき、どう感じましたか?
【倖田】
 ストーリーを聞いたときは、“この先、殺してといえるほど愛せる人が私には現われるのだろうか”って思いましたね。

――「愛証」で表現したかったことは?
【倖田】
 愛するゆえに死を望む、男と女の究極の愛・・・主人公の気持ちを辿りながら歌詞を書きました。実は、デビュー当時の私って、こういう大人びた歌詞を書きがちだったんですよ(笑)。あの頃は“大人になりたい”って背伸びしてたんだと思うんだけど。でも、幼い私にはアンバランスで歌にならなかった。それを今は自然に歌うことができるから、大人になったんだなってシミジミ思いました(笑)。
オールマイティなアーティストになれるように、みんなの力を借りてチャレンジしていきたい
――ご自身のバラードの歴史を振り返って感じることは何ですか?
【倖田】
 もともと愛をテーマに歌いたくて歌手になったし、バラードは好きだし、自分の声に合っていると思いますね。歌うときに、何よりも大事しているのが“伝えること”。いくらサウンドがかっこ良くても、心にひっかからない歌になったら意味がないと思うから。だから、これからも日本語にこだわっていきたいですね。

――収録曲の「明日・・・」についてお伺いします。徳永英明さんとのコラボのお話が来たときはどう思いましたか?
【倖田】
 徳永さんは、結婚されていなかったら・・・もう、抱かれたい!!ってくらい(笑)、昔から大ファンだったんです。音楽番組で共演したのをキッカケに知り合うことができて、それだけでもウレシイのに曲を書いてくださるって言ってくださって。それがこの曲だったんです。実は随分前にいただいていたんですけど、初めて聴いたときに春のイメージを強く感じて。冬から春に移り変わる時期に歌いたいなと、この季節までじっくり温めてきたんです。

――これまでの倖田さんのイメージとはまた違う新しいメロディーとサウンド感ですよね。
【倖田】
 どういう風に歌ったらいいのか、歌詞を書いたらいいのか・・・大切にしすぎてしまって、スゴク迷ったんです。しかも、その間に徳永さんから「まだできてへんの〜?」なんて連絡が来るもんだから・・・。プレッシャーの中で作り上げました(笑)。

――ダンスDVDについて、思い入れを聞かせてください。
【倖田】
 そもそも“ダンスDVDが作りたい”っていう想いからスタートしているので。ダンスとバラード、このふたつがあって今の私があるわけだし。このふたつの魅力をちゃんと表現したいって自負もある。だからこそ、どちらかひとつではなく、ダンスDVDというカタチにしてリリ−スしたかったんです。

――倖田的視点での見どころを教えてください。
【倖田】
 「Get Up & Move!!」では、ダンサーによるダンス解説用の映像もついてくるんです。このDVDを観て“自分も踊ってみたい”って、ダンスに目覚める人が増えたらウレシイですね。

――では最後に、ファンの方へメッセージを。
【倖田】
 これからも“倖田來未はいろいろやるんだな”って存在でいたいと思っています。R&Bだけじゃなくて、四つ打ちもHIP HOPもジャズもゴスペルもやりたい!オールマイティなアーティストになれるように、これからもみんなの力を借りてチャレンジしていきたいですね。
(文:三沢千晶)

RELEASE

BUT/愛証【CD+DVD】
倖田來未
2007/03/14[シングル]
\1,890(税込)
rhythm zone
RZCD-45561/B
CDを購入する

BUT/愛証【CD】
倖田來未
2007/03/14[シングル]
\1,050(税込)
rhythm zone
RZCD-45562
CDを購入する
着うた(R)配信

BEST〜BOUNCE & LOVERS〜(期間限定
生産盤)

倖田來未
2007/03/14[アルバム]
\3,400(税込)
rhythm zone
RZCD-45563/B
CDを購入する

KODA KUMI LIVE TOUR 2006-2007〜second session〜
倖田來未
2007/03/28[DVD]
\3,980(税込)
rhythm zone
RZBD-45564/5
DVDを購入する

PROFILE

2000年12月6日、シングル「TAKE BACK」でデビュー。
2004年5月26日、映画『キューティーハニー』の主題歌「LOVE & HONEY」をリリースし話題となり、4位を獲得。
2005年2月9日、アルバム『secret』をリリース。3位を獲得。
2005年6月22日、シングル「Butterfly」をリリース。2位を獲得。
2005年9月21日、ベストアルバム『BEST〜first things〜』をリリース。自身初の1位を獲得。
2005年12月7日より、12週連続シングルをリリースし、すべての楽曲がTOP10入りを果たす。
2006年3月8日、ベストアルバム『BEST〜second session〜』をリリース。1位を獲得。
2006年5月24日、シングル「恋のつぼみ」をリリース。2位を獲得。
2006年7月26日、シングル「4 hot wave」をリリース。2位を獲得。
2006年10月18日、シングル「夢のうた/ふたりで・・・」をリリース。
2006年12月6日、シングル「Cherry Girl/運命」をリリース。
2006年12月20日、アルバム『Black Cherry』をリリース。
2007年3月14日、シングル「BUT/愛証」とアルバム『BEST〜BOUNCE & LOVERS〜』同時リリース。
オフィシャルサイト

【過去の特集】
■シングル「Cherry Girl/運命」アルバム『Black Cherry』インタビュー
 『2006年の集大成!超豪華なアルバムについて語る!!』(2006/12/20)
■シングル「夢のうた/ふたりで・・・」インタビュー
 『表裏一体の珠玉の2ストーリーバラードシングル!』(2006/10/18)
■シングル「4 hot wave」インタビュー
 『カッコイイ夏モード全開ソング!!』(2006/07/26)
■シングル「恋のつぼみ」インタビュ−
 『新曲はくぅちゃんモード全開ソング!!』(2006/05/24)
■アルバム『BEST〜second session〜』インタビュー
 『昨年に続き早くもベスト盤が登場!』(2006/03/08)
■12週連続シングルリリース特集
 『話題の12週連続リリースに迫る!』(2005/12/21)
■アルバム『BEST〜first things〜』インタビュー
 『結果を出せた今が一番いいタイミング』(2005/09/21)
■シングル「Promise/Star」インタビュー
 『私にとって「promise」は運命の楽曲』(2005/09/07)