――スキマスイッチとコラボレーションすることになったいきさつは? 【松】 実は私が前からスキマスイッチの曲が好きだったんですね。で、このシングルの前にアルバムを作っていて2人に曲をお願いしたらOKをもらいまして。最初はアルバム曲ってところから始まって、最終的に季節的にもいいねってことでシングルになったんですよ。 ――2人に初めて会った印象は? 【松】 いつも曲を聴いてたのでリスナー目線になってしまうというか。意外と大きな人達だなとか(笑)。でも2人とも思っていた以上に素直でナチュラルな人達でしたね。 ――レコーディングはどんな雰囲気でした? 【松】 彼らが作業しているスタジオにお邪魔したんだけど面白かったのはデモテープ作りで、普通はブースに入って歌を録るんだけど、彼らはソファーのあるワンルームみたいなところで立って歌うんですよ。カラオケボックスみたいな状態で(笑)。それがとても新鮮でした。 ――かなりユルい感じですね(笑)。 【松】 そう、ユルい(笑)。でも大橋君がひらめいていくことを真太さんが形にしつつ引き出す係に回っていくという、2人のコンビネーションはとても良くて、実は非常にムダがないんですよ。あとなぜこのメロディになったかとか音への愛情もすごく強くて、今回の曲も丁寧に作られてるんだなってことが伝わってきて嬉しかったですね。 ――『明かりの灯る方へ』は松さんをイメージして書かれたそうですが。 【松】 そのようですね。曲をお願いした際には“こうしてほしい”という要望は特にしませんでした。 ――でもスキマワールド全開の曲ですね(笑)。 【松】 ですよね。ファンとしてはむしろ彼らに歌って欲しいぐらいな(笑)。だから私も大橋君の無邪気な強さというか、彼独特の微妙な節回しにポイントポイントでチャンレンジしたんだけど・・・難しかったです(笑)。でもこの曲って前向きで軽快なんだけど日常に足のついた感じが妙にあるので、無理にテンションを上げなくても自然と入り込めましたね。 ――歌詞に関してはどうでした?一人称は“僕”で男性目線ではあるんですけど。 【松】 それも違和感なく。主人公のシャイな感じが僕って響きと合ってると思ったし。 ――でも松さんが“僕”って歌うと逆によりフェミニンな感じがしますよね。主人公の男性プラス、彼を見つめる松さんの女性目線を感じるというか。それは面白いと思いました。 【松】 それって音楽ならではですよね。お芝居だと役で性別とか限定されるけど、歌はどうにでも受け取れますから。でも2人がそこまで計算して作ってたらすごいですね。一生ついていきます(笑)。そんなに周到であっては欲しくない気もしますけどね。 ――確かに(笑)。あと、4月26日にリリースされるアルバムにはこの曲の他にもスキマスイッチの曲が入ってるそうですが、彼らとのコラボで心境的に変わったことはありました? 【松】 2人の意見交換とかこだわりとか、それを横で見ていられたのはすごく刺激になったし、自分もまた作りたいって気を起こさせてもらいましたね。なので今回だけじゃなくまた一緒に時を得ながら作りたい。3人で豊かな時間を過ごしたいですね。
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