ORICON STYLE

2005年11月16日
BUMP OF CHICKEN SPECIAL LONG INTERVIEW
COMMENT&PV
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1. コメント映像 PLAY  
2. PV 「supernova」 配信終了  
3. PV 「カルマ」 配信終了  
動画はWindowsMedia Playerで御覧になれます。


裸の言葉でコミュニケーションしていきたい

――まずは、アコースティック・ギターの弦がこすれる音も生々しく封じ込められたスロウな名曲「supernova」から話をお訊きします。この歌は“熱が出たりすると 気付くんだ”という印象的なフレーズから始まっていますが、どんなきっかけで書かれたんですか。
【藤原】 この曲も他の曲と変わらず、1人で家で作ったんですけど。冒頭のくだりは昔からずっと、熱が出る度に思っていたことです。鼻が詰まったり、ツアー中に喉がかれたりすると、こうして普通に喋るのもままならない状態になりますよね。例えば“ちょっとコーヒー取って”って言うだけでエネルギーを使うような時もあるじゃないですか。そうなると、今普通に喋ってる時のことを考えたりして。だけど、普通の状態って何てありがたいんだろうって聴く人がいればそれでいいし、聴く人によっては、ダメージを食らってる時のほうが神経が研ぎ澄まされてていいなと思う人もいるかもしれない。だから事実だけを歌うのが僕の仕事かなと思っています。人に何かを伝える時には、やっぱり裸の言葉でコミュニケーションしていきたいから。

――凄くストレートな歌詞を優しいサウンドと声で歌われていますよね。バンドでのアレンジはどのように進んでいったんですか。
【藤原】 骨組みだけはシーケンスで打ち込んで、メンバーに聴かせたんですけど。その日は「カルマ」の歌入れだったのに、僕が全然声が出なかったので“じゃあ、「supernova」って曲が出来たからデモ・テープ作っちゃおうか”って話になったんですよ。一番最初の段階で、メンバー全員が相当なレベルで自分の役割をわかってたんじゃないかな。その時にだいたいの方向性は見えていたんですが、出来上がりは僕の予想以上のスケールのデカさでしたね。バンドで鳴らす生音の強さや、血の通ったプレイの強さを改めて感じた曲です。

――「supernova」をスタジオで初めて聴いた感触はどうでしたか。
【直井】 今作は特にね、シーケンスの段階でも凄いクオリティが高いものでしたね。最初にこの曲を聴いた時から、こういう感情が良いのか悪いのか俺にはさっぱり判断が付かないんですけど――バンプ・オブ・チキンの作品は1曲残らず全て素晴らしい作品だと思うし、是非とも世界中のみんなに聴いてもらいたいし深く理解してもらいたいと思うんですよ。でもこの「supernova」に関しては、更に強くそう思ったんですよね。この曲が生まれたことで、今まで自分たちの曲に対して思っていたことを、より深く感じてる。それが一瞬にして理解できた曲との出会いでした。

――うん。バンドとリスナーというより、人間対人間の密なコミュニケーションを迫る曲ですね。
【直井】 そうですね。今までバンプ・オブ・チキンの曲を好きで聴いてくれている人たちもたぶんそうだと思うんですけど、この曲も藤くんが書いた歌詞なんだけど、やっぱり自分のこととしか思えない。人生で常に感じていることが歌われているし、ただ自分ではそれを言葉にできないから、彼が歌詞にしてくれる。それが何も俺らのためとか、そういうんじゃなくて、自然と出てきちゃうんですよ。この感動があるからこそ、俺はこのバンドでベースを弾いてるんだなっていうことをまた実感しましたね。

来年のバンプ・オブ・チキンはうなぎのぼりです!

―― 一方「カルマ」はナムコのプレイステーション2用ソフト『テイルズ オブ ジ アビス』のテーマソングということですが。
【藤原】 この曲は「プラネタリウム」より前に作っていたんですけど。最初にナムコさんからテーマソングのお話をいただいて、僕らはもともとゲームが好きなので、ゲーム音楽にも興味があったんですよね。そこでスタッフの方にお会いして、まだ出来ていないゲームのあらすじ書きを読ませていただいたり、何度も話し合って意志の疎通を図ってきました。自分たちが歌いたいことや出したい音がナムコさんがやりたいことと同じ方向を向いていることを確認してから書き始めたんです。

――力強いメロディ展開とダイナミックなサウンドに、勇気が沸いてくる1曲ですね。
【藤原】 “カルマ”っていうのも前から書きたかったテーマなんですよ。でも歌詞が難解なものになってしまうんじゃないかな、っていうのは書く前から何となく思っていて。でも、ゲームの大まかなあらすじを読ませてもらった時に“これならできるぞ”と思ったんですよね。ある意味、難解なまま歌詞を書いても、それをゲームが紐解いてくれればいいと思えたんです。だから両方一緒に楽しんでもらえたら、また違う感動を味わってもらえるんじゃないかと思います。

――なるほど。では今作におけるサウンド面での新しい試みは?
【升】 基本的に僕らはそれぞれのパートの楽器を演奏するわけなんですけど、最近はアイデアが出ると色んな楽器を試してみたりもしています。今回も新しい楽器が入っていて、それも聴きどころなんじゃないかなと思います。ちなみに鐘の音みたいなサウンドは、チューブラベルっていう楽器なんですけど。シーケンスの段階で入っていた音に近いものを、っていうことで色々と探したんですが、これがバッチリはまって。藤原が叩いています。

――わかりました。ではゲームのほうもお楽しみにということで。
【藤原】 僕らはまだやってないんですけど、今ナムコさんが凄い情熱をかけて作ってるので期待してもらいたいですね。
【直井】 だって、ゲームしてたら途中で俺らの曲が入ってくるんだよ(笑)!?最後まで攻略したいよね!!
【升】 うん。今回のCDジャケットもほんとに素晴らしい出来なので、是非手に取って聴いてみてください。

――では最後に!増川くんに来年のバンプ・オブ・チキンを占ってもらいますか。
【直井】 マジで!占ってくれるの!?
【増川】 はい。来年のバンプ・オブ・チキンは(笑)――すっごい当たり年で、うなぎのぼりです!
【藤原】 やったあ。いつぐらいからいい調子なの?
【増川】 後半からだね。
【直井】 ちょっと、前半は結構ツアーとかあるんだけど〜(笑)。
【増川】 大丈夫、今の状態からどんどん良くなっていくから!
(文:上野三樹)
RELEASE
supernova/カルマ
BUMP OF CHICKEN
2005/11/23[シングル]
\1,050(税込)
トイズファクトリー
TFCC-89153

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LIVE INFORMATION
BUMP OF CHICKEN 2006 TOUR“run rabbit run”
日 程
会 場
開場 / 開演
お 問 合 せ
1/13(金) ZEPP SAPPORO 18:00 / 19:00 WESS 011-614-9999
1/14(土) ZEPP SAPPORO 17:30 / 18:30 WESS 011-614-9999
1/17(火) ZEPP SENDAI 18:00 / 19:00 キョードー東北 022-296-8888
1/18(水) ZEPP SENDAI 18:00 / 19:00 キョードー東北 022-296-8888
1/20(金) 新潟PHASE 18:00 / 19:00 FOB新潟 025-229-5000
1/21(土) 新潟PHASE 17:00 / 18:00 FOB新潟 025-229-5000
1/28(土) 幕張メッセ展示場ホール9・10・11 17:00 / 18:30 VINTAGE ROCK/ディスクガレージ 0180-99-3655
1/29(日) 幕張メッセ展示場ホール9・10・11 17:00 / 18:30 VINTAGE ROCK/ディスクガレージ 0180-99-3655
2/3(金) 広島サンプラザホール 17:30 / 18:30 夢番地広島 082-249-3571
2/7(火) 大阪城ホール 18:00 / 19:00 GREEN’S 06-6882-1224
2/8(水) 大阪城ホール 18:00 / 19:00 GREEN’S 06-6882-1224
2/11(土) 福岡マリンメッセ 17:00 / 18:00 キョードーインフォメーション 092-715-8900
2/15(水) 名古屋レインボーホール 17:30 / 18:30 ジェイルハウス 052-936-6041
PROFILE
藤原基央(Vo&G) 1979年4月12日生まれ、O型
増川弘明(G) 1979年12月20日生まれ、A型
直井由文(B) 1979年10月9日生まれ、A型
升秀夫(Dr) 1979年8月10日生まれ、A型

全員が千葉県佐倉市出身で、幼稚園からの幼なじみ。
1994年、中3の文化祭でBUMP OF CHICKEN結成。
1999年3月18日、1stアルバム『FLAME VEIN』をインディーズよりリリース。その圧倒的なまでの楽曲と演奏で大きな話題に。
2000年9月21日、2ndシングル「ダイヤモンド」でメジャーデビュー。オリコン初登場15位を記録。
2001年3月14日、3rdシングル「天体観測」が大ヒット。
2002年2月20日、3rdアルバム『jupiter』をリリース。初の首位獲得。その人気を不動のものとする。
2004年8月25日、4thアルバム『ユグドラシル』をリリース。さらに評価を高め、同年12月には幕張メッセにて2日間で3万人を動員したライブを成功させる。
2005年7月21日、10thシングル「プラネタリウム」をリリース。
2005年11月23日、11thシングル「supernova/カルマ」をリリース。
オフィシャルサイト
前回のインタビュー : 『バンプだとか関係なくむちゃくちゃ高揚!』(2005/07/25)