ORICON STYLE

2005年08月10日
Gackt_top

バラードというのを感じさせない程にヘヴィで緻密なサウンドが全体を覆い、Gacktの哀しみの咆哮が響き渡る重厚なロックバラード「届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ…」をリリースするGacktを直撃! シングルはもちろんのこと、秋に予定されているアルバムについて、そしてストイックなまでのGackt自身の生き様までを大激白!



――ヘヴィ路線が続くのかと思いきや、意表を突いてバラードできましたね。
【Gackt】 でも、バラードでも今回は凄く激しいバラード…ヘヴィ・バラードだからね。

――最初から“ヘヴィ・バラード”っていうのは考えていたんですか?
【Gackt】 秋に出るアルバムのコンセプトや音作りの一環として、こういう音を作っていくっていうのが、出来上がってきたすべての曲に対してあるんだよね。この曲も当然、その流れなわけで。あとは、去年発売したアコースティック・バラード・アルバム『Love Letter』の方が僕にとっては特殊だから。あのイメージや楽曲たちが凄くフィーチャーされているから、バラードなイメージが付いているだけでね。基本的に激しい曲が多いし。今回の曲も、アルバムの中に入るバラードとして作り上げている最中に、自然と音は激しくなっていったし。だから、本来の自分の姿がありのままに出たバラードだよね。
――やっぱり、どんなタイプの曲にしても、ラウドなギターが掻き鳴らされている快感みたいなのは凄く大切にしてます?
【Gackt】 まあ、快感っていうよりも、音の広がり方だと思うね。バラードって言っても色んな種類があって、例えば優しいバラードだったりする場合はまた違うんだろうけど、こういう切なく哀しいバラードっていうのは、音が尖れば尖る程、胸に届くし、しかも届き方が違うじゃない?突き刺さるっていうかね。自分の中では今回みたいな激しくて尖ったバラードの方が好きだし、心情が曝けだしている感じはするんだよね。

――確かに、「BLACK STONE」、「Metamorphoze〜メタモルフォーゼ〜」を演奏しているGacktさんを見てると、何かに解き放たれたかのような雰囲気を感じますもんね。
【Gackt】 その前の1年間…『Love Letter』の制作が苦しかったからね(笑)。

――アルバムが秋に予定されてますけど、いまはどこまで進行中ですか?
【Gackt】 今はレコーディングの詰めの作業だね。結構、タイトなスケジュールになってるから(笑)。クオリティは上げたいし、新しい事はやっていきたいし、試行錯誤しながらやってる段階。でも、イイものは出来上がってきているし、楽しい作業ではあるよね。



――Gacktさん自身は、レコーディング作業っていうのは好きな方だったりします?
【Gackt】 好きか嫌いか?って聞かれたら、好きかな。でも、楽しいか楽しくないか?って聞かれたら、楽しくないね(笑)。やっぱり、辛い部分もあるしさ。

――やっぱり、産みの苦しみ的な辛さですか?
【Gackt】 それもあるしね。スタジオにずっと入りっぱなしじゃない?だから、自分で抜くことを考えないと、見えなくなってしまうとこもあるんだよ。だから、最近は自分のスタンスの在り方を考えながらやってるけどね。入り込んでしまうと、それはマスターベーションにしかならない事が多いから難しいんだよね。だから、切り替えを大事にしてるし。中途半端はしないっていう。ガーッと入り込んでいる自分と引いている自分がいて。まあ、恋愛と一緒だよね(笑)。

――なるほど(笑)。じゃあ、今回のアルバムでも、その辺の切り替えは上手く出来たと。
【Gackt】 そうだね。あとは、体調だよね。ずっと制作に入り続けてて、今度はライヴのリハーサルが入って、そしてかなりの公演数のツアーに入っていくからね。果たしてもつのかな?って自分でも思ってるぐらいで。

――確かに35数本入ってますからね!
【Gackt】 ねぇ。もたないかもしれないな(笑)。でも、もたなかったら嘘になってしまうからね。もたないっていう事はできないよね。それぐらいの気持ちでやらないとさ。流しては出来ないし。35分の1のライヴっていう考え方では絶対にやってないし。一本一本、今日が最後だ!っていう思いでいつもやっているしね。嫌いだから、譲りたくはないし。だから、寿命が短かくてもしょうがないなって思うしね。誰もが出来るようなステージを僕がやっても意味がないんだよね。誰にも出来ない、僕にしか出来ないステージをやらないと。

――あの完成度とアグレッシヴな感じは真似できないですよねぇ。
【Gackt】 無理だと思うんだよね。たぶん、僕みたいなステージは面倒くさいと思うんだよ。でも、作品として残したいからやっているわけで。それは、関わる制作スタッフも含めてみんなわかりあってるしね。だから、そこが誇りになっているし、そこがモチベーションになっているし。

――今のGacktさんの話しを聞いていると、心意気とかストイックな部分、モチベーションの上げ方とか含めて、もはや格闘家に近いですよね!
【Gackt】 どうだろうね(笑)。でも、少なくとも、自分が闘えると思っているうちは、負けたくないしね。で、そう思ってた上で負けてしまった時は、諦めがつくんだよね。心の中で整理が出来るし、納得ができる。それをダラダラやって試合に負けた時は、絶対に納得なんか出来ないしね。そんなんだったらリングに立つな!って思うし。それと一緒な感じはあるよね。

――まさに、ステージがリングではありますからね。
【Gackt】 そうなるかな。命張ってるよね。そうじゃないと伝わらないと思っているし。やっぱり、命を懸けてやるからこそ、美しかったり感動したりするものだからね。 ギリギリのとこでやるからこそ。見せられるし届けられるんだと思う。ダラダラやってたら名勝負にならないし名演にならないでしょ。 ギリギリの緊張感があるからこそ、あの試合はよかった!あのステージは良かった!って言われるわけでさ。
(文:梅沢直幸)
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1.PV「届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ
 愛シ続ケタ・・・ 」
配信終了
動画はWindowsMedia Playerで御覧になれます。
Gackt「届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ・・・」 届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ・・・
Gackt
2005/08/10[シングル]
\1,200(税込)
日本クラウン
CRCP-10115
CX系ドラマ『契約結婚』主題歌
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Gackt流の王道ロックバラードが到着! タイトル通り“届かない愛と知っているのに抑えきれずに愛し続けた”切ない想いが、ドラマティックに綴られている。この曲は東海テレビ・フジテレビ系“昼ドラ”『契約結婚』の主題歌になっており、歌詞はもちろんGacktのセクシーな声とメロディアスな楽曲が、ドロドロの人間関係に注目の“昼ドラ”を盛り上げている。

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Gackt(ガクト)。7月4日生まれ。A型。
これまでに23枚のシングルと7枚のアルバムをリリースし、いずれもチャート上位にランクイン。1作ごとに新たなサウンドスタイルを確立している。
華麗なビジュアルや妖艶な低音ボーカルもさることながら、優れたクリエイトセンスを発揮したステージングも魅力。
また、音楽活動にとどまらず、TVやCM、小説の執筆や映画主演など、多彩な才能を発揮し、幅広く活動している。
9月21日にはダイハツムーブカスタムCMソング「BLACK STONE」、映画『機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-』の主題歌「Metamorphoze」を含む8枚目のニューアルバム『DIABOLOS』をリリースする。
また、9月23日から全国26ヶ所35公演の全国ツアー『DIABOLOS〜哀婉の詩〜』を行う。12月24日には初の東京ドームライヴが決定している。
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