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2005年08月03日
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聴く者を感動の渦に巻き込む、本物のK-POPここにあり!

韓国のミュージック・シーンが誇るスーパースターがついに日本デビューを果たした。 シン・スンフンという名前だけでは、ピンと来ない人も多いだろう。しかし、大ヒットした映画『猟奇的な彼女』の主題歌「I Believe」を歌っていたシンガーと言えばわかってもらえると思う。深みと柔らかさと透明度を兼ね備えた声は、バラードの持つ情感を際立たせ、“バラードの皇帝”として、韓国の音楽ファンに愛され、尊敬されてきた。多くの韓流トップスターが彼との共演を熱望し、その歌を絶賛する存在。 そんな彼が、日本デビューシングル「I Believe」に続いて、日本でのファースト・アルバム『微笑みに映った君』をリリースした。バラエティに富んだ選曲は、デビューからミリオンセラーを連発してきた彼の足跡のほんの一部だ。しかし、その魅力が凝縮した1枚とも言える。聴く者を感動の渦に巻き込む、本物のK-POPここにあり!


約束を守ることができて、うれしく思います。
――今回の日本デビューにはどんな思いがありますか?
【シン】 早くからデビューを考えていたわけではないんですけれども、ありがたいことに「I Believe」という曲を通して日本の方々に知られるようになって、100人を超える大勢の方がソウルでのコンサートに足を運んでくださるようになったんです。その頃「ぜひ日本でも頑張ります」というような約束をしたのですが、今回その約束をこうして守ることができ、とてもうれしく思います。

――ご自分ではどこがセールスポイントだと思っていますか?
【シン】 “バラードの皇帝”として親しんでいただいているので、韓国のファンの方たちはそういったバラード曲を評価して下さるんですが、アルバムを聴いていただければわかるように、多様なジャンルの音楽をやっているので、そういったところも聴いてほしいですね。でも、やっぱりバラードの持つ哀しい歌詞やメロディが、コンサートでファンのみなさんと一緒に直接分け合えるものにもなっているので、そんなファンの方と分け合ったり、共感しようとするところが、自分の一番の魅力になっているんじゃないでしょうか。

──これまでどのように音楽と接してこられたんですか?
【シン】 幼い頃から音楽は好きでした。小学校2年の時に父からギターを買ってもらったのが楽器との出会いで、いろいろな曲をギターで弾くようになりました。曲を作り始めたのは大学に入ってからですね。そうして、曲がどんどん集まり始めたら、今度はそれをアルバムにして出してみたいと思うようになったというわけです。でも、以前から歌手の夢を持っていたかというとそんなことはなく、大学3年か4年の頃までは自分が歌手になるなんて思ってもみませんでした。

──影響を受けたアーティストはいらっしゃいますか?
【シン】 幼い頃はチョー・ヨンピルさんをとてもよく聞きました。それから、すでにお亡くなりになっている方々ですが、ユ・ジハ先輩、キム・ヒョンシク先輩という有名なバラード・シンガーも大変尊敬しています。チョー・ヨンピルさんは日本でも有名な方ですよね。とても誇りに思います。
──チョー・ヨンピルさんは、オリコン・チャートでも長い間ランクインした実績があるんですよ(86年9月25日発売「想いで迷子」が13位を最高に通算53週ランクイン)。シンさんは何位ぐらいになりたいなと思いますか?
【シン】 例えば、何位だったらうれしくて、何位だったら落ち込んだほうがいいというのはまだよくわかりません(笑)。ただ、これまで韓国でたくさん1位を獲らせていただきましたから、欲を言えば高いに越したことはないですが、でも今は、自分の曲をひとつひとつ伝えるのが何より大事だと思っています。……と言いながらも、やっぱり上の方がいいですね(笑)。

ブームではなく共有、自分はその一助になりたい。 

──『微笑みに映った君』は、韓国でのデビューからの15年分を詰め込んだ豪華な内容になってますが、その作業は大変だったのではないですか?
【シン】 入れたい曲がとても多すぎて、これを入れるかあれを入れるかで2ヶ月くらい悩んだんですよ。どれも自分の子供のように大切な曲ですから。でも、苦労した甲斐あって、このアルバムにどうしてこの曲を入れたのだろうかという理由が、コンサートに来ていただいたときにわかるような内容になっています。コンサートでも楽しんでいただけるというのが大きいですね。これ以外にも自分のヒット曲やいい曲をある意味隠してありますので(笑)、これから少しずつお見せできればいいですね。

──日本でのデビューが決まって、コンサートも行われる予定だそうですが、次に日本で何をやってみたいですか?
【シン】 やっぱり自分は歌手ですから、日本だけでなく、自分が望まれればどこへ行っても歌をやるべきだと思っています。それに、現在、韓流ブームということで、日本ではドラマや映画が大変人気を得ていますが、音楽という文化も決して小さくはないと思うんです。ですから、これからももっともっと音楽がたくさん入ってくればいいなと思いますし、ただ単にブームとして入ってくるだけでなく、お互いが音楽を共有できるようになればなお素晴らしいと思ってます。自分はそのための一助となる存在になりたいと思います。

(文:田井裕規)
(写真:高橋知子)

1968年3月21日生まれ。韓国・大田出身。忠南大学経営学科卒業。
本国・韓国では“バラードの皇帝”と呼ばれ、今までに1400万枚以上のCDをセールスした韓国のトップスター。音楽ヒットチャート14週連続1位を記録しギネスブックにも登録されている。
1990年、アルバム『微笑みに映ったきみ』でデビュー。いきなり140万枚のヒットを記録し、一気にトップスターへ。
1991年、アルバム『見えない恋』(158万枚)で、クラシックとポップスが融合した曲を発表。このころから“バラードの皇帝”と呼ばれはじめる。
1993年、アルバム『愛しているから』(170万枚)ではバラードからワルツ、ラテンまで音楽の幅を広げ、シンガーソング・ライターとしての実力も発揮。
1996年、セルフプロデュース・アルバム『君は僕よりすこし高いところにいるだけ』(247万枚)で、ダブル・ミリオンを記録。「国民的歌手」の称号を与えられる。
2002年、サッカー日韓ワールドカップ開催記念アルバム『PROJECT 2002 The Monsters』に参加。
2003年、日本でもヒットした韓国映画『猟奇的な彼女』の主題歌「I Believe」を歌う。
2004年10月、大阪、東京で日本初公演(全3公演)。7000名のファンを魅了。

2005年7月6日、シングル「I Believe」で日本デビュー。
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