今週は、その卓越したMCぶりがバラエティ界になくてはならない存在となったロンドンブーツ1号、2号の田村淳が登場。自身がMCを務める『クイズ☆タレント名鑑』を引き合いに、自主規制が吹き荒れる現状のテレビ界への想い、さらに“天敵”PTAにも噛み付いた!!

今のテレビにも違うベクトルの“過激さ”がある

田村淳

──今回、初めて『クイズ☆タレント名鑑』収録を見学しましたが、改めて凄い番組ですね。ほとんど使えないんじゃないかというくらい出演者は過激な発言ばかりで(笑)。
【田村淳】 アハハハハ! そうですね(笑)。でも、これまでの経験では85%くらい使われてますよ。もちろんピー音付きですけど。 ──クイズ番組で唯一、ピー音が入る番組ですよね。しかもゴールデンタイムでオンエアしているのが凄い!
【田村淳】 そうなんですよ。この番組はハッキリ言ってメチャメチャ過激で面白い! だからもっと皆さんにこの面白さを認知させたいんですよねぇ。深夜枠ならとんでもないことになってますよ(笑)。 ──逆にゴールデンで放送するのが凄いと思います。あと、準レギュラーのFUJIWARAさん、おぎやはぎさん、有吉弘行さんなどが本当に伸び伸びと楽しそうに発言されていて。逆にコチラが怖くなるというか(笑)。
【田村淳】 もうね、収録に立ち会った人は帰り際に身分証をコピーさせてもらって、ピー音の中身が漏れないようにしたいくらいですよ! ホント、あの人たち見境いないから(笑)。 ──逆にあのメンツをMCとして仕切る淳さんの凄さも際立っているというか。
【田村淳】 いや、僕は一番間近で楽しんでるだけですよ。一応、体裁としてクイズ番組と銘打っているけど、誰も真剣に答えを言おうとは思っていないですから(笑)。誰が一番面白いことを言うかしか出演者は考えていない。 ──過激で不安定なところが観ていてハラハラする、それこそバラエティの醍醐味だと思います。これは『ロンドンハーツ!』(テレビ朝日系)にも言えることですが、淳さんには過激でソリッドな番組を作りたいというのが人一倍強いような気がします。
【田村淳】 やっぱり僕は芸人ですから、どれだけソリッドで面白い番組が作れるかということは常に命題に置いてますね。個人的に、旅番組のリポーターとかは向いていないんです。それを否定するつもりは全くないですけどね。後は、「この人と番組が作りたい!」と思わせる、ちょっと頭のおかしいスタッフと出会ったことも大きいですね。 ──現状のテレビって、“自主規制”という名目でなかなか過激な事が出来なかったりするとは思うのですが、逆に規制の“網の目を潜る”ことで新しいバラエティが生まれるような気がします。
【田村淳】 その通りです。僕も規制に関して、マイナスだとは全く思っていないんですよ。確かに僕が子供の頃に観ていて大好きだった番組は凄く過激に映った。「うわぁー、スゲーなぁ」って。でも、今のテレビ界にも昔の過激さとは違うベクトルの“過激さ”がある番組もあるし、凄く尖った番組もある。 ──そのひとつが『クイズ☆タレント名鑑』になるわけですね。
【田村淳】 そうです。「どうだ!観てみろ! 過激だし、面白い要素が沢山詰まっているぞ」って。規制で押さえつけられた若手クリエイターたちが、何とかしてテレビを盛り上げようと作ったのが『タレント名鑑』なんです。 ──確かに、押さえつけられたからこその強い反動がこの番組にはあります
【田村淳】 ちょっと反動強すぎますけどね(笑)。結局は先ほど仰ったように“自主規制”なんです。こんなことしたら偉い人に怒られるとか、出世できないとか、どうしても及び腰になっちゃう。でも、やろうと思えば出来るんですよ。現に『タレント名鑑』はやってますからね。 ──先ほどから伺っていると、この番組への想いは相当強いなとヒシヒシと感じます。
【田村淳】 これがスタンダードになると、他の制作スタッフはビビリますよ。「やっぱり、テレビってあれぐらい頑張って作らないと面白くないな」って思って欲しいんです。それぐらいこの番組のスタッフは緻密に笑いの要素を番組内に入れ込もうと努力してるしチャレンジもしてますから。 ──スタッフからの熱も感じているんですね。
【田村淳】 バカですけどね(笑)。でも“バカ熱”は凄い。どこのケーキが上手いとか、どこの鍋が人気かとか『タレント名鑑』のスタッフは考えて無いですから。 ──そんなことはどうでもいいと(笑)。
【田村淳】 はい(笑)。

次のページへ【PTAはジャッジが甘い!?】



 
『クイズ☆タレント名鑑』
(毎週日曜 後8:00〜 TBS系)

タレント名鑑に掲載されている有名人にまつわる様々なクイズやゲームが毎回出題。本人のいないところで出演者達が遠慮なく好き勝手に語りあう内容から「日本一下世話なクイズ&バラエティ」、さらに「唯一“ピー音”が入るクイズ番組」とも呼ばれている。

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