旬な芸人が毎週登場し、その人となりを紹介する『よしもと☆スタイル』。今回は、人気放送作家・鈴木おさむと組んだ自身3度目となる主演舞台『NGワードライフ』に挑む今田耕司。舞台では人間の醜い部分を包み隠さず表現。インタビューでも鈴木が今田の“変態願望”を引き出してくれた。

鈴木おさむが見た今田耕司の“変態願望”

今田耕司の写真
鈴木おさむの写真

── ついに“今田さん×鈴木さん”舞台の3部作が完結ですね。まず、過去2本の公演を振り返っていかがですか?
【今田耕司】 1回目、2回目が凄く良かったし。2回目の“愛pod”は再演まであって、より良くなってきましたからね。今回はおさむ君がホンマに大変やろなって(笑)。
── 過去2作品とも人の歪みや醜さが描かれてきましたね。主演の今田さんはかなり狂気をはらんだ役柄で、テレビで拝見する今田さんとは全く違うイメージでした。敢えてその仕掛けを?
【鈴木おさむ】 もちろん! 本多劇場という“芝居小屋”に掛ける以上、普段見せられないものを作らないと。1作目は物語の設定も女子高生を監禁したりレイプしたり人肉を食べたりと、かなり攻めましたよね。
【今田】 そして2回目のテーマは“嫉妬”でしょ。恋愛での嫉妬も格好悪いけど、仕事とかで周りの人を妬むってすごく恥ずかしい部分で、誰もが持っている感情ですからね。普段は隠しているものを舞台の上だからこそ思い切り出せるのが、僕は気持ち良かった。
【鈴木】 ただ役者さんと違って、芸人さんに「その人が本来持っていない部分を演じろ」というのはとても難しい。どこかに“隠し持っているもの”を引き出す事が重要です。
──ということは、何かしらの共通点が役と今田さんにはあると?
【今田】 いやぁ〜バレてましたね、アハハハ。僕にもある狂気です。女子高生し監禁したりね、めっちゃ解ります。可愛い子を閉じ込めたいなとか、男性には絶対ある願望ですもん。ペットにしたい。もしくはペットにされてもいい! みたいなね!!
── (一同爆笑)
【鈴木】 秘密の無い人なんて、絶対いないですもん。“普通の定義”なんてすごく曖昧。ボーダーラインの向こう側に踏み出す1歩なんてスグ目の前です。僕がこだわっているのは “誰にでもある異常”を見せるってことです。
── では、今回のお話でクローズアップされる“醜さ”とは?
【鈴木】 今回は80年代の漫才ブームを舞台にした、芸人さんの話です。架空の新喜劇を通して見える人間模様。漫才ブームに乗って売れていく芸人(宮川)と、ブームで人気絶頂期を経て、その後下降線になり劇場に戻ってきた先輩芸人(今田)の2人が軸です。
── タイトルは“NGワードライフ”ですよね?
【鈴木】 テーマは芸人同士の嫉妬もありながら、歳をとって夢を諦める瞬間を観て欲しい。何歳になっても、夢をみた瞬間からその終点は必ずあります。それがいいのか悪いのか……。大輔さんが演じる後輩芸人にとって、今田さんは“憧れの存在”だったのに、いつの間にか自分の方が売れていき、方や今田さんはどんどん落ちぶれて腐っていく。その姿を見ながら敢えて“NGワード”をぶつけるんです。お金に関して、女に関して。
【今田】 なるほどね〜。今解りました! プロット読んだはずやのになぁ(笑)。

次のページへ【今田、“人間のクズ”演じる!】

『NGワードライフ』

“今田耕司×鈴木おさむ”の舞台第3弾となる今作は、80年代の“漫才ブーム”を背景にブームに乗って売れていく若手芸人(宮川大輔)と、人気が下降線となっていく先輩芸人(今田)の2人が軸となり、人間の醜さ、嫉妬深さを芸人の世界を通して描く。

『NGワードライフ』
3月19日〜21日 東京・本多劇場
[劇作・脚本・演出]鈴木おさむ [出演]今田耕司 / 宮川大輔 / 野間口徹 / 伊藤修子

人気芸人が続々参戦!

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