旬な芸人が毎週登場し、その人となりを紹介する『よしもと☆スタイル』。今回は、昨年末に行われた『M-1』決勝に突如現れ、その独特すぎる漫才で話題をさらったスリムクラブが登場。M-1の緊迫した舞台裏の様子はもちろん、今後の展望なども明かしてくれた。

極貧! 12月の給料は2人合わせて10万円

内間政成(ツッコミ)
真栄田賢(ボケ)

── まずはM-1準優勝おめでとうございます! ある種、反響の大きさは優勝の笑い飯以上ですよね。
【真栄田賢】 ありがたいです! 本当に周りの方の反応も全然違くて。よく行くスーパーのレジの方の対応まで違いますよ。それまではぞんざいな対応だったのが、すごく優しい対応に(笑)。
【内間政成】 本当ですね。僕、東京の郊外に住んでいるんですけど、街歩いてても声をかけてもらえるようなったし。
── 本当に一夜にして変わるんですね。ウチも決勝前に“ダークホースはスリムクラブ”という記事を出したんで安心しました(笑)。
【真栄田】 見ました! あれは本当に嬉しかったです。お陰で決勝はかなりプレッシャー掛かりましたけど(笑)。
── すいません(笑)。
【真栄田】 いえいえ! 良いプレッシャーですし、緊張よりも感動の方が大きかったですね。漫才する際に流れるアノ出囃子聴いたらもう感極まったというか。で、ぱっとお客さんを見たら笑顔で拍手をくれて……なんか表彰式みたいでしたねぇ(遠い目)。
── 準決勝のとき、ネタ失敗してコンビニの前でヤケ酒飲んでた2人とは思えない(笑)。
【真栄田】 そうそう(笑)。コイツ(内間)がここで噛むか? というところで噛んで。しかも、ごまかせば良いのに観客見て「どうですかね?」って面してて(笑)。何を君は確認しているんだと。
【内間】 バレてなかったですね(笑)。
──むしろメチャクチャ笑いとってましたよ。決勝当日まではどのような状態でした?
【真栄田】 実は当日まで凄く調子落としてたんです。何処でネタやっても全然ウケなくて。決勝進出決まって2人の間に何か変化があったんだと思う。僕は気負いがあった。ウケなきゃいけないっていうね。だから漫才してても全然楽しくなかった。お前は?
【内間】 僕もそうですね。周りの皆が予想以上に騒いでくれて、良い結果残さないといけないというプレッシャーが。
【真栄田】 違うだろ! 調子乗ってただけだろ。すぐお前はカッコつける。
【内間】 い、いや(汗)。やっぱりもっと出来るという自信がありまして。いつもだったらホンワカと相方の話を聞くというスタイルなんですけど、本番直前まで叩き切るというツッコミになってて。
── 叩き切る(笑)。
【真栄田】 叩き切っちゃダメでしょ。アナタ、そんな切れ味鋭い突っ込みじゃないでしょ。
【内間】 空回りでしたね(笑)。お恥ずかしい。
── そんな絶不調だったのをどのように切り替えたんですか?
【真栄田】 実は、ギリギリで(決勝2本目の)お葬式のネタを1本目にしようと思ってたんです。で、当日プロデューサーさんに言ったら、「ブレてるね。そんなんじゃネタ変えても同じだよ」って言われて。そのあと2人で2時間くらい六本木を歩きまして。本番3時間くらい前にやっぱり予定通りで行きますと。
【内間】 決まったらスッキリしましたね。
── へぇ〜。ギリギリまで葛藤があったんですね。
【真栄田】 もし逆だったらどうなってたかなって。
── メチャクチャ笑いも取ってたし、イケル!と思ったのでは?
【真栄田】 正直、手ごたえはありました。でも、全てを出し切った感があったので、気持ちは穏やかでしたね。ステキな人になれてました(笑)。笑い飯さんが優勝って聞いても変な感情は全くなかった。
【内間】 もっと成長しなくちゃいけませんけど、あの時点ではベストなパフォーマンスが出来たと思います。
【真栄田】 コイツは大事な場面で必ず何かしでかすんですけど、あの日は200点の力出してくれましたから。
── 決勝のお2人の漫才は笑いはもちろんですけど、ちょっとした感動もありましたね。
【真栄田】 そうなんですよ! 恥ずかしいですけど、今回勝手に感動をテーマにしてたんです! 僕らなんて売れて無いし、吉本でも下の方なんです。先月(12月)の給料なんて僕が6万で相方が4万ですよ。
──2人合わせても10万円! 凄いですね…。
【真栄田】 そんな僕らが同じような環境にいる芸人さんに活躍する姿を見て貰いたかった。下層階級の皆も一緒に頑張ろうって!

スリムクラブも参戦!沖縄国際映画祭、今年も開催

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