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バリエーションがある小倉さんの「あまたつ!」

  • 第7回 好きなお天気キャスター 気象予報士ランキング
1位 天達武史
2位 石原良純
3位 柏木由紀
4位 木原実
5位 長野美郷
6位 宇賀なつみ
7位 森田正光
8位 松本あゆみ
9位 佐藤ありさ
10位 平井信行
  • 【概要】
    調査時期:2011年5月24日(火)〜5月27日(金)
    調査対象:1000人(10代、20代、30代、40代の男女各125人)
――V2おめでとうございます!
【天達】 ありがとうございます(照笑)。感想ですか?……素直にうれしいです。そうそうたる方々のなかで、僕なんかが……。『とくダネ!』に出演させていただいてたくさんの応援をいただき、本当に皆さんに感謝しています。
──このたびDVD化もされた『とくダネ!』金曜日の名物コーナー『天達武史の旬学旅行』。気象予報士の方が冠コーナーを持つことは珍しいですよね?
【天達】 僕はしゃべりは得意な方ではないので、最初は「コーナーがちゃんと続くかな……」「自分にできるのかな……」という不安で一杯でした。ただ、スタッフから「これは天達のコーナーなんだから、天達が楽しんでいれば必ず伝わる。考え込むな!好きにやれ!」と言われて吹っ切れたというか。それでもプレッシャーはありましたけどね。
──『天達武史の旬学旅行』では、日本全国の風景や文化、グルメ、人……さまざまな土地をリポート。リポート姿がすっかり板に付いてきましたね。
【天達】 いえ、まだまだです(笑)。いろいろな旅番組を参考にしながら、「そうか!こういう言い方、こういうコメントもあるんだ!」と日々、勉強しています(笑)。
──天達さんらしさを出すために心がけていることは何ですか?
【天達】 気象予報士だからできること──その場所に行ったときに感じる空気感や五感をフルに使って、感じたことを言葉にすることですね。それは毎日の天気予報を伝えながら培ったものでもあります。いいコメントをしようと思っていたときもありますが、心に思っていないことを発しても絶対にバレてしまう(苦笑)。ですから、目に見えるもの、匂い、感じたものを距離感なく伝えられるように心掛けています。
──日々の努力、心掛けがランキング1位につながったんですね。
【天達】 いえいえ、僕の力とかではなく『とくダネ!』という全国ネットに毎日出演させていただいているからです。そして小倉(智昭)さんの存在、小倉さんが毎日「あまたつ!」と呼びかけてくれることが大きい。DVDの特典映像に、小倉さんの「あまたつ!」40連発が入っているんですが、いろんなバリエーションがあっておもしろいんですよ(笑)。

前職から気象予報士を志したきっかけ

  • 天達武史
──(笑)そもそも「あまたつ!」と呼ばれるきっかけは?
【天達】 最初の番組出演は2005年10月。番組に出る前に一度、小倉さんに挨拶に行ったんです。そのときに小倉さんは「あまたつ!」って呼ぼうと決めていたらしいです。(天気の)専門家だけれど、“さん”を付ける感じでもないし、どちらかというと築地でハチマキをしているお兄ちゃんに見えたらしくて。でも、僕はそのときスーツを着ていたんですけどね(笑)。(デビュー)当日、原稿をしっかり読めるか心配でガチガチだったのに、小倉さんに「あまたつ!」って呼ばれた瞬間、野球部の先輩に呼ばれたような感覚になってハッと我に返ったというか。いつの日か恩返しをしたいと思ってきたので、こうして1位をもらえたことで、ひとつ恩返しができたのかなと思います。
──小倉さんあってのキャラクターなんですね。ちなみに、天達さんが気象予報士になろうと思ったきっかけは何だったんですか?
【天達】 気象予報士になる以前は、海の近くのレストランで働いていました。当時は食材の発注もしていたんですけど、雨と晴れとではお客さんの数が全然違うんです。毎日、天気とにらめっこしながら仕事をしていました。天気予報が外れると大変なことになるので、自分で天気予報の勉強をしてみたらどうかなと思い、4年かけて資格をとりました。最初はレストランの仕事に活かすための勉強として始めたのが、いつの間にか専門的にやった方がおもしろいかも……と思い、気象予報士という仕事に興味を抱くようになったんですよね。
──出会うべくして出会った職業なのかもしれないですね。気象予報士の一番の魅力はどんなところですか?
【天達】 どんなに理論立てても100%当たることはなくて、いかに100%に近づけるかがおもしろいんです。科学的な理由や根拠をもとに筋道を立てて予想をしているのに100%ではない、そこが魅力です。
──ということは、傘を忘れて雨に降られちゃった……ということはない?
【天達】 いや、それがけっこうあるんです(笑)。気象予報士ってなぜか傘を持たない人が多いらしいんですよね。今日は雨が降る可能性があるので傘を持って行ってくださいって番組で伝えているのに「自分が行くところはきっと雨は降らないだろう」という変な根拠があって。さっきの話と矛盾していますよね。だから降ったとしても、傘を買うのはプライドが許さないというか……。ただ、雨に降られることはあっても、服装の失敗はしなくなりましたね。気温は大きく外れることはないので(笑)。
──天達さんらしい、ほのぼのしたエピソードですね(笑)。そんな天達さんの人柄がDVD『天達武史の旬学旅行』にもたくさん収録されていますが、美しい自然はもちろん、訪れた先の人々との交流もまた心温まりました。
【天達】 訪れる先の基本的な情報は入れていくんですが、予定調和じゃないのが『天達武史の旬学旅行』のいいところ。観ている人も初めて訪れたように感じてもらいたいので、僕自身のファーストリアクションを大切にしています。実際に現地の様子を目で見て、匂いを感じて、それを伝える。現地の人たちとの距離感、視聴者との距離感を縮めること、それがこのコーナーのコンセプト。それをいつも大切にしています。
(文:新谷里映)
>> 過去の『好きなお天気キャスター/気象予報士ランキング』一覧はこちら

天達さんが選ぶ“旬学旅行”思い出ランキング

驚いた場所
山形県蔵王「アイスモンスター 樹氷の魅力」
1位
山形県蔵王「アイスモンスター 樹氷の魅力」
あれだけ大きな樹氷ができる世界で唯一の場所!自然の力でこれほどのモニュメントができるのかと驚異を感じました。樹氷を見ている感動のせいなのか、氷点下20℃でも平気でした。
奈良県十津川村「日本一○○のつり橋」
2位
奈良県十津川村「日本一○○のつり橋」
高所恐怖症なのでめちゃくちゃ怖かったけれど、川と河原と森のなかにあるつり橋からの眺めは絶景。つり橋の渡り板に隙間や穴がある、揺れる、このつり橋で高所恐怖症が鍛えられた気がします。
山梨県北杜市「日本最古の神代桜」
3位
山梨県北杜市「日本最古の神代桜」
普通ならとっくに寿命を超えているのに、人々に支えられ二千年も桜が生きているというすごさに、ただただ驚かされました。数々の台風や地震に耐えてきた桜の生命力を感じました。
住みたい場所
北海道美瑛「色彩豊かな色の絶景」
1位
北海道美瑛「色彩豊かな色の絶景」
飛行機を降りて20分くらいの所にある四季彩の丘は、色とりどりでホントにきれい。スケールが違いましたね。きっとスイスみたいな、日本じゃない感覚のある場所です。
長野県北信濃「名曲のふるさと」
2位
長野県北信濃「名曲のふるさと」
アルプスの山間に田んぼや菜の花畑が永遠と続く広大な景色は、圧倒的なスケールでした。名曲が生まれた土地であることはもちろん、日本の古き良き歴史を日常に感じられる場所です。
宮崎県高千穂「雲海と神話の里」
3位
宮崎県高千穂「雲海と神話の里」
日本有数の雲海の名所であり、日本の四季がすべて楽しめる場所。春は新緑と桜、夏は滝と渓谷、秋は紅葉、冬は九州なのに雪が降る、常に美しい景色に囲まれている美しい土地です。
リリース
とくダネ!PRESENTS 天達武史の旬学旅行
プロフィール
  • 天達武史
  • 1975年4月18日生まれ、神奈川県出身。A型。
  • 2004年4月より日本気象協会に所属。フジテレビ系情報番組『とくダネ!』のお天気コーナーに出演し、一躍人気者に。通称あまたつ。オリコン調査の『好きなお天気キャスターランキング』の第6回(2010年)と第7回(2011年)で1位を獲得している。

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