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秋の小樽は南小樽駅で下車!小樽運河まで散策しよう


北海道の小樽市は、札幌に負けず劣らず有名な観光地です。中でも小樽運河は特に有名ですが、紅葉とショッピングを楽しむのなら小樽駅ではなく、南小樽駅での下車がお勧め。南小樽のレトロな雰囲気と紅葉のコラボは独特の景観で、深く印象に残ることでしょう。
また、歩いて有名な小樽オルゴール堂へ行くのも距離が近く好都合なのです。さらに堺町通りで買い物を楽しみ、小樽運河まで散策すれば、秋満喫の小樽になるのです!

南小樽駅とは

写真:大里 康正

JR南小樽駅はJR小樽駅から札幌側に一つ手前の駅となります。開業は明治13年(1880年)ですからとても歴史が古い駅で、開通当時は開運町駅と呼ばれていました。南小樽駅となったのは大正9年(1920年)のことで、こちらも古い歴史があると言えます。
掘割の下を通ることからホームが低い位置にあります。そのため、紅葉の中のレトロな駅舎を近くの橋から見下ろすことが出来るのです。この雰囲気に懐かしさを覚える人もいるのではないでしょうか。

写真:大里 康正

線路を見下ろせる橋は、住吉神社に向かう方向です。

写真:大里 康正

その住吉神社は橋を渡って直線すると、すぐに到着出来ます。秋にはイチョウ等の色付きを楽しむことが出来ますので、時間の許す方は足を運んでみて下さい。

歩いて小樽オルゴール堂(本館)へ

写真:大里 康正

南小樽駅から堺町方向にゆっくり歩いて10分程で「堺町交差点」に到着出来ます。こちらは「メルヘン交差点」という愛称で親しまれていますが、小樽市内でも有名な観光地となっています。ここにあるのが小樽オルゴール堂(本館)です。
建物の正面には蒸気時計があり、カナダのバンクーバーとこの場所にしか無いので、観光の際には見逃さないようにしましょう。

写真:大里 康正

小樽オルゴール堂本館の歴史は古く明治45年(1912年)に建物は建てられており、これだけでも一見の価値があります。中は撮影自由となっています。しかしながらたくさんの観光客がいるので、フラッシュは遠慮しましょう。
吹き抜けの広々とした空間の中に、3000種類を超える様々な品物が並べられています。一般的なオルゴールから、歴史あるもの、コインを入れると音楽を奏でるもの等、時間を忘れて楽しむことが出来ます。その多さと面白さにお土産選びは一苦労するかも知れません。
木製の階段を上がって二階にも足を運びましょう。オルゴールだけではなく、ドアベルやランプ等、様々な種類のものを購入することが出来ます。

写真:大里 康正

そして、小樽オルゴール堂前から続く堺町通りは様々な品物の販売、くつろげるカフェ、お腹を満たせる海鮮の店まで、実に様々な店舗が並ぶ面白い通りです。この付近も小樽運河と並んで観光客が多い場所となっています。
中でも様々なガラス製品が有名な小樽ですが、どの店に入っても個性豊かな品々で飽きることは無いはずです。「北一硝子」、「大正硝子店」など、時間をかけてゆっくりと買い物もお楽しみ下さい。
なお、店舗によって「とんぼ玉」の制作が可能なところもあります。希望する人は事前に問い合わせてみましょう。

小樽運河

写真:大里 康正

小樽で最も有名な場所、それが小樽運河です。いつもたくさんの観光客がおり、写真を撮るのも一苦労する程。しかしながらその景色の美しさは訪ねた甲斐があります。特に秋の雰囲気は、運河沿いの倉庫と独特の景観を作り出しているのです。
橋のフェンスは小樽市の木であるシラカンバを用いており、柔らかな印象を与えていると言えるでしょう。

写真:大里 康正

小樽運河は大正12年に完成しています。運河といっても陸地を掘って作ったのではなく、海岸線の一部を埋め立てて作ったもので、曲線を描いていることが柔らかさと美しさの理由の一つとなっています。
小樽運河の散策路は御影石がイチョウ模様に埋め込まれているので、足元も観察してみて下さい。

運河の周囲も歩いてみよう

写真:大里 康正

近くには様々な食べ物店が集まった「小樽運河食堂」があります。食べ放題の店やラーメン店などがありますので、お昼時に立ち寄ってみて下さい。お土産品の販売もあります。

手宮線跡を歩こう

写真:大里 康正

南小樽駅で下車し、観光をしての戻りは小樽駅からが便利です。ここからは札幌までバスも出ていますので、ご都合に合わせて移動しましょう。
その前に歩いてみて欲しい場所が「手宮線跡」です。明治13年から廃線となる昭和60年まで使われていました。その廃線が観光地として散策出来るようになっています。
ここはレトロ感の中に秋を感じられる場所でもあるので、観光の際にはぜひとも歩いてみましょう。

最後に

秋の小樽はいかがでしたか?今回ご紹介したのは小樽観光の一部でしかありません。まだまだ多くの見どころがある小樽市です。ぜひとも足を運んで、秋の雰囲気と様々なスポットをお楽しみ下さい。

■関連MEMO
オルゴール堂
http://www.otaru-orgel.co.jp/
小樽市 小樽運河
https://www.city.otaru.lg.jp/kankou/miru_asobu_tomaru/kankosisetu/otaruunga.html
小樽市 旧国鉄手宮線
https://www.city.otaru.lg.jp/simin/sumai/machidukuri/temiyasen/

【トラベルjpナビゲーター】
大里 康正

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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